テン・ハフはヴェフホルストのデビュー戦を高評価

1月に加入したばかりのヴェフホルストは、セルハースト・パークでのクリスタル・パレス戦で、１トップとして先発で起用された。

ときには、イーグルスのバックライン周辺の密集地帯にも入り込みながら、ビルドアップの中継地点になる動きに奔走すると、彼のその働きはすぐに報われ、ブルーノ・フェルナンデスが絶妙なタイミングでゴール前に走りこみ、先制点を奪った。

我らが新27番の初戦でのパフォーマンスについてエリックは、トルコでのレンタル期間を経たこともあり、ふたたびプレミアリーグのスタイルに適応するには時間が必要だとも考えているようだ。

試合後の記者会見で、ヴァウトのデビュー戦をどう評価するかと聞かれたテン・ハフは、「簡単ではない」と答えた。

「7、8カ月かけてプレーの仕方を確立してきたチームに入るのは、容易いことではない」。

「見ることができたのも1試合だけで、しかもそのシティー戦では我々らしいプレーだったとは言い難い。とはいえ、内側と外側から体験できたのは素晴らしいことだが」。

アントニー・マルシャルはパレス戦には出られない状態だったと監督は認めているから、ヴェフホルストの2度目の出場チャンスも早々に訪れそうだ。レッズは今週末、エミレーツ・スタジアムで現在リーグ首位のアーセナルと対戦する。

「彼は9番としての素質を備えているからベストな選択だったと思うし、よくやってくれた」とテン・ハフはセルハースト・パークでヴェフホルストを先発させた理由を説明した。

「彼は連係を意識した良いプレーをしていたし、先制点の場面では2人のマークを外して前線に飛び出す良い動きをした。それでブルーノ（フェルナンデス）がフリーになる助けになった」。

「また、プレッシングの面でも、良いデビュー戦だったことは見ていて分かったと思う」。