ダービーに挑む選手たちに、エリックが望むこと

シーズン序盤のエティハド・スタジアムでの敗戦の雪辱を果たし、プレミアリーグで現在2位のブルーズとの差を1ポイントに縮めるためには、最高の状態で臨まなければならないとエリックは強く感じている。

オールド・トラッフォードでの試合は特別なものになるだろうが、テン・ハフはその任務は決して容易いものではないことも認めている。彼のこの発言は、シティーがカラバオカップ準々決勝でサウサンプトンに2-0で敗れる前のものだが、彼らとの対戦が厳しいものであることに変わりはない。

「我々はどのチームとでも戦えると思うが、マンチェスター・シティーについて言えば、ベストの状態にあるときの彼らは、誰にとっても難しい相手だ」とテン・ハフはtalkSPORTに語った。「我々はベストなプレーをしなければならないし、そうすればチャンスはある」。

「もし前回のようなプレー（6-3で敗戦）をしたら、チャンスはない。しっかり連携がとれていて、ピッチ上で正しい姿勢で戦える優れたチームを送り出せるかは自分たち次第だ。とくに重要なのは臨む姿勢、つまり、勝つための姿勢だ。それが土曜の試合で必要なことなんだ」。

同じインタビューで指揮官は、就任してから2試合目のブレントフォード戦に敗れて以来、プレミアリーグでは15試合中11試合に勝利し、カップ戦でも両方で勝ち進み、4つのメジャー大会に勝ち残っている唯一のイングランド勢となった、この好調の要因を説明した。

「日々、高い水準で臨むこと。チームによって、チームを作り上げる」。

「チームよりも大きな存在はなく、全員がチームに貢献しなければならない。それは11人の選手についてだけではなく、チーム全体についてだ」。

「そこには、メディカル・スタッフ、パフォーマンス・スタッフ、コーチ、アナリストなど、すべてのスタッフも含まれる。全員がひとつの目標を持っていて、そのために貢献し、一体となって頑張る。これを続けていけば、多くのことを成し遂げられるはずだ」。