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テン・ハフ「夏のツアーは最強メンバーで臨む」

木曜日 11 4月 2024 14:06

エリック・テン・ハフは現在、マンチェスター・ユナイテッドが2023-24シーズンを良い形で終えることに全力を注いでいるが、来季に向けたプランニングにもすでに着手している。

その一環として、プレシーズンの親善試合では、可能な限り最強メンバーを起用する方針であることを明かした。

そのため、昨シーズンのように遠征チームを分けるのではなく、ひとつのメイングループに集結させる予定だ。

国際トーナメントも関係してくるが、エリックは、コンディションが整い、日程的にも参加可能な選手は全員、遠征に加わることを強調した。

「ファンに、そしてとりわけ我々にアピールできる強力なファーストチームが揃っている。彼らは来シーズン、プレーできるレベルを持った選手たちだ」。先日、夏の遠征に誰が参加するのかという質問を受けたエリックはそう返答した。「経験豊富な選手と若い選手が混ざり合ったチームになるだろう」。

「可能な限り最強なチームになるだろうが、当然ながらコパ・アメリカやユーロで勝ち進んだ選手は含まれない」。

エリックが今夏のツアーの計画を語る 動画

エリックが今夏のツアーの計画を語る

ツアー2024 | 今年のツアーは、昨年とは少し違ったアプローチになるとエリック・テン・ハフが語った

2024-25シーズンに向けた準備としては、プレシーズンに5試合がすでに発表されている。

レッズは、ユーロとコパ・アメリカが終了した翌日、トロンハイムでローゼンボリと、続いてエディンバラでレンジャーズと対戦する。

その後、2年連続となるアメリカ遠征に出発し、ロサンゼルスでアーセナル、サンディエゴでレアル・ベティスと西海外で2試合をこなしたあと、サウスカロライナで宿敵リヴァプールとの対戦が予定されている。

この夏のツアーでは、カリフォルニアを拠点することで移動を減らしたとエリックは明かしている。

 

「(昨年のアメリカでは)充実した時間を過ごせた。(今回は)少し違うことをするつもりだ。ベースキャンプに長く滞在し、移動はあまりしない。そして、今回も強い相手と対戦することになる」。

「プレシーズンは来たるシーズンに向けての準備期間であり、ここでやったことを次のステップにつなげなければならない」。

「プレシーズンは、チームが一緒に過ごせる希少な機会だ。トレーニングでは、システムやプレー方法だけでなく、チームにおける一定のスタンダードといったことについても取り組むことができる。この貴重な機会を有効に使うことが重要だ」。

テン・ハフはまた、プレシーズンは、夏の間に加入した選手や未来のスター候補をサポーターに紹介する格好に機会でもあると話した。2023年には、メイソン・マウントやアンドレ・オナナといった選手がお目見えした。

また、コビー・メイヌーは昨年のサマーツアーでブレイクの兆しを見せていたし、オマリ・フォーソンやウィリー・カンブワラも参加していた。若手選手にとっては、今回のツアーも、彼らの足跡をフォローする機会となる。

「海外のファンにとっては、とてもエキサイティングなことだと思う」とエリックは話した。「当時はまだほぼ無名だったコビーのような選手を見ることができる。彼は今では誰もが知る選手だ」。

「新たに加入した選手やアカデミーを卒業したばかりの若い選手たちのプレーを見るには、ツアーは格好のチャンスだ」。

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