ダビド

テン・ハフ「デ・ヘアの成長ぶりは目覚ましい」

火曜日 01 11月 2022 12:03

マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督は、ダビド・デ・ヘアは今シーズン、配球について目覚ましい進歩をとげていると賞賛した。

我らがNo.1GKは、日曜日のプレミアリーグでのウェストハム・ユナイテッド戦で見事なパフォーマンスを発揮し、1-0での勝利に貢献した。この試合でデ・ヘアはワールドクラスのセービングを連発。その中でもベストセーブは、試合終了間際にデクラン・ライスのシュートを防いだジャンピングセーブだ。

サー・マット・バスビー年間最優秀選手賞を4度受賞しているデ・ヘアは、そのシュートストップ能力では常に称賛されてきた。この分野において、世界でも彼の右に出るキーパーはほとんどいないと言っていいだろう。

ユナイテッドに在籍した12シーズンで、ダビドはこれまで504試合に出場しているが、その間にGKというポジションに求められるものは大きく進化した。ストッパーであるだけでなく、より積極的にプレーに参加することが求められるようになってきたのだ。もちろん31歳のダビドも、足元のスキルには長けている。しかし選手を向上させるスペシャリストである指揮官は、今シーズンこれまでダビドが特にその点について見せている成長ぶりに満足しているという。

デ・ヘア「全員で守った」

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ダビド・デ・ヘアがウェストハム戦を振り返った。

「人それぞれ、自分の意見、自分の哲学がある」と試合後の記者会見で語ったテン・ハフ。「私にとってGKとは、ゴールを守り、失点しないようにすることがまず第一だ。その点で、彼は素晴らしい」。

「足元のスキルも彼は持っている。今シーズンを見ても、彼はその部分で試合を重ねるごとに進歩していると感じる。そしてそれはキーパーだけによるものではない」。

「それはキーパーだけでなく、前にいる選手たちにも関係している。いかにキーパーにパスを出すオプションを与えるかということだ。なぜなら、彼らが自由に走らなかったり、間違ったタイミング、間違ったポジションにいたりすると、GKにはパスを出すオプションがなくなってしまうからだ」。

「しかし私は、彼にはそれができると確信している。これまでの試合がそれを証明している。その部分について、彼は試合ごとに向上していくことだろう」。

同じ会見の中で、デ・ヘアの契約状況についても質問されたテン・ハフは、すべての選手の契約を近いうちに見直す意思を表した。

「チーム全体と交渉することについてたが、まずは今シーズンの前半戦は試合に集中しようと話している」とエリックは記者団に語った。「そして、前半戦が終了に近づく頃、もちろんワールドカップに突入するわけだが、そうしたらこの件について考えなくてはならない」。

 
ハイライト:ユナイテッド vs ウェストハム 動画

ハイライト:ユナイテッド vs ウェストハム

日曜午後のウェストハム戦を振り返る。

「そこには我々の戦略や、いかに対応するかといったことが関係してくる。しかし現時点でかなりはっきりしているのは、すでに何度も強調していることだが、ダビドには非常に満足しているということだ。彼は素晴らしいGKだ。彼はまだ31歳で、体調も万全で、まだまだ成長できる。すでにマン・ユナイテッドにとって素晴らしい選手だが、これから先もそうであってくれることだろう」。

今週はデ・ヘアにとって重要な週となる。ユナイテッドは、レアル・ソシエダとの重要なヨーロッパリーグ戦に挑むべく、彼の母国スペインに遠征する。

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