テン・ハフ「ドロー以上を望める内容ではない」
エリック・テン・ハフ監督は、マンチェスター・ユナイテッドが来季のチャンピオンズリーグ出場権争いにおいて最近勝ち点を落とし過ぎていると、2-2に終わったボーンマスとのアウェイゲーム後に語った。
試合を決める3点目を奪い、ブレントフォード戦(1-1)、チェルシー戦(3-4)、そしてリヴァプール戦(2-2)の結果から改善できていたとしても、監督に言わせれば、それはやっとのことでであり、ボーンマスが特にユナイテッドの右サイドを何度も突破し、12本のシュートから2ゴールを決めた前半の内容には明らかに失望していた。
以下はMUTVによる試合後の監督のインタビュー。さらに、BBC SportとSky Sportsとのインタビューの主な内容を紹介したい。
テン・ハフ「ドローでは満足できない」
エリック・テン・ハフ監督は敵地でのボーンマス戦で勝ち点を獲得するに値したと振り返ったが、前半のパフォーマンスを残念がった。
ボールを手放した
「私たちのチームには挽回する力があり、強い気持ちも備わっている。我々は勝ちたい。そして2度、劣勢から反撃したが、負けてしまいそうな状況を作った。まったく不必要だ。ボールを失ってはいけないところで3回もボールを失ってしまった」
「特に右サイドが上手く機能していなかった。ギャップがいくつかあり、相手はそこをついてきた。もっとうまくやるべきだった」
後半は良くなった
「後半は良くなった。より強い責任とともにプレーし、サイドを引き締めた。後半は2つ(指示した)。フォーメーションやポジションを崩さないこと。そしてもうひとつは、守備の部分で自分の仕事をすることだった」
PKの判定について
「(ライアン・クリスティーに対するウィリー・カンブワラのプレーは)ペナルティではなかった。ファウルはなかったと思うし、あの選手はディフェンダーにぶつかっていた。ここ4試合で3本のPKを献上したが、すべてのPKは議論の余地があった。(アダム・スミスに対するハンドも)議論の余地があった。率直に言わないといけない」
チャンピオンズリーグ出場権争い
「この結果だけでは十分ではない。それはわかっている。シーズン終盤に差し掛かり、この結果では十分でないことはわかっている。そして実際、今日の我々はこれ以上には値しなかった。前半にあれだけのチャンスを許せば、チームとして今日以上の結果は望めない。主導権を握らなければならない。相手にチャンスを与えてはいけない。試合の主導権を握り、ゴールを決めるんだ」
「今はいろいろな問題を抱えているが、自分たちのレベルでプレーしている。もっと優れたレベルでプレーできる。しかし、試合終了間際までやり続けなければならない。ここ4試合、勝てる状況だったのに勝ち点を落としている。今日は違った。負けていた状況から反撃したんだ」
マグワイアが導いてくれた
「ハリー・マグワイアは前半(ケガで)苦しんでいたが、なんとか乗り越えてくれた。後半は彼のリーダーシップが発揮された。彼が導いてくれたことで、チームが団結できた」
ブルーノのキャプテンパフォーマンス
「彼は2ゴールを決めた。彼はとてもクリエイティブで、チームにエネルギーを与えてくれる。彼には満足している。彼は(終了間際の落胆を)表現した。試合に勝たなければならないのに、ここ4試合で勝ち点を落とし過ぎた。不必要なことだった」