エリック「並のチームには対応できない」
エリック・テン・ハフ監督は、逆境に立ち向かい、アストン・ヴィラを破る大逆転劇を演じたマンチェスター・ユナイテッドを称賛した。
ヴィラに2-0とリードされた時にはブーイングもあったが、ストレトフォード・エンドは後半にチームを奮い立たせ、様相は一変した。
アレハンドロ・ガルナチョは、マーカス・ラッシュフォードのパスからわずかにオフサイドだったというVARの判定で幻のゴールになってしまったが、諦めず続けてゴールを記録し同点に追いつく。そしてラスムス・ホイルンドの逆転ゴールで会場は大歓声に包まれた。
ゴールに恵まれない時期が続き、ウェストハム・ユナイテッドに敗れた後だけに、監督はチームの見事な挽回に手応えを感じたようだ。
ユナイテッド3-2アストン・ヴィラ
記事ボクシングデイのプレミアリーグで逆転勝利。また、ラスムス・ホイルンドにもプレミア初ゴールが生まれる!
これは当然の結果
「信じ続けること。我々のファンにとっても相応しい結果。彼らはいつも私たちを応援してくれる。我々は、多くの逆境を経験してきた。チームのパフォーマンスには本当に満足している。シーズン前半戦の多くの挫折に、チームはどう対処することができるのか。彼らはたくましく、気持ちや個性を発揮して挽回してくれた。彼らはハードワークの報いを受けたし、実際信じられないほど多くの挫折を味わった。並のチームには対応できない。このチームにはそれができるんだ。2-0で負けていた状況でも、今シーズンの流れがあっても、彼らは自信と信念を持ち続けている。彼らは戦い続け、報われた」
ハーフタイムに伝えたことは?
「メリークリスマスとは言わなかったよ! 私は信じ続けろと言った。試合開始から終了の瞬間まで、スピリットと信念を持って試合に勝つチームを見ていたいと言ったんだ。何が起こってもだ。ハーフタイムにも、私はそのメッセージを繰り返し伝えた。ハーフタイムの直後には、4、5回チャンスを作れたが、決められなかった。前半が終わった時点では残念な気持ちにもなったし、これが今季これまでの流れでもある。何度となく悪い状況を経験してきたが。私はこのチームの気持ちの強さを知っている」
セットプレーからの失点
「とてもフラストレーションが溜まる失点だったが、フットボールでは起こり得る。回避しないといけない場面だ。仕事をこなさないといけない。乗り越えるのは簡単ではないが、今日はそれをやってのけた。それだけこの試合に勝ちたいと思っていたからだ」
ラスムスの初ゴール
「ストライカーにとってとても重要なことだ。チャンピオンズリーグで証明したように、彼の能力はわかっている。プレミアリーグでもゴールを決めてくれるだろう。私も嬉しいよ。彼の自信にもなる。もっとゴールを決めてくれるだろう。ポテンシャルがあることは分かっているし、彼が最高レベルで能力を発揮していることも分かっている。1点入れば、きっともっとゴールが生まれる。自分の力を信じることが重要で、自分の努力によってそれを手に入れ、その結果が相応しい状態でなければならない。信じ続ければ、必ず報われる。彼と話したし、とても喜んでいるよ。(ファンの)あの反応は彼にふさわしい。彼はいつもゴールを決めることに執念を燃やしているし、それがストライカーに必要な性格だと思う」
前線の3人はよくやった
「リヴァプール戦では、ガルナとホイルンドが最高のチャンスを作ってくれた。ウェストハム戦ではガルナチョがチャンスを作った。今、私たちは決して良い状態ではないが、戦い続けている。この違いは何だと思う? 私たちは信じ続け、強い気持ちを持ち、挽回した。この勝利を強く望んでいた。彼ら(ガルナチョとホイルンド)はスポットライトを浴びるだろうし、それに値する。また、ラッシュフォードはとてもいいプレーをしていたし、脅威だった。前線の3人は、ブルーノ・フェルナンデスとクリスティアン・エリクセンによるスマートなパスでうまく機能していた。全員のパフォーマンスにとても満足している。ガルナチョもとてもいいプレーをしていた��彼は素晴らしいプレーをしたし、ウェストハム戦の後、1対1の状況で得点できなかったことをとても残念がっていた。今日は2ゴールを決めたわけで、努力が実った」