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ウィートリー、歴史的な”名誉”を振り返る

木曜日 25 4月 2024 11:58

イーサン・ウィートリーは、マンチェスター・ユナイテッドのトップチームでプレーすることは、「名誉なこと」だと語った。

18歳のフォワードは、レッズが4-2で勝利した水曜夜のシェフィールド・ユナイテッド戦で、エリック・テン・ハフ監督から試合終了間際にピッチに送り出された。

マンチェスター近郊のストックポートで生まれたウィートリーは、この試合のゴールスコアラーであるラスムス・ホイルンドと交代してオールド・トラッフォードに立った瞬間、アカデミーを経てデビューした250人目の選手となった。

ボーンマスとのリーグ戦、そして日曜日にコベントリー・シティーを破ったエミレーツFAカップ準決勝でも、サブ要員としてベンチ入りを果たしていたイーサン。

MUTVのリアム・ブラッドフォード記者に、この瞬間をしっかり味わっているかと尋ねられると、「いや、ダメだね。ウェンブリー以来、まだ何も実感が湧かないんだ!」と答えた。

アカデミー出身から250人デビューに関する数字

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クラブユースシステムにまつわる印象に残る数字を紹介。

「ここは壮大な歴史がある素晴らしいクラブで、特にアカデミーもだ」。

「デビューできたことは、光栄としか言いようがない。250人目、という数字はそこにさらに特別感を与えてくれた」。

火曜日にはU-18チームの一員としてプレミアリーグカップ決勝に出場。マンチェスター・シティー相手に2得点をあげて勝利に貢献したウィートリーにとって、ファーストチームでのデビューは、すばらしい24時間の締めくくりとなった。

リー・スポーツパークでのこの試合では、ウィートリーはハリー・アマス、ルイス・ジャクソンとともにハーフタイムに退いた。彼ら2人も、エリック・テン・ハフから最近の試合メンバーに選ばれている。この決勝戦の後半に出場したハビーブ・オグニェも同様だ。

2-1で勝利をおさめたこの試合で、ウィートリーは前半に2度、見事にゴールネットを揺らし、フィニッシュ能力の高さを見せつけた。

「あの瞬間、もうここはただ打つしかない、と直感的に思った。幸いゴールに入ってくれた」。

「そのあとすぐにもう1本決められて、これが勝利に導いてくれた。これがこのクラブにとってU-18のプレミアリーグカップ初優勝だったから、最高の気分だ」。

そう語ったイーサンは、コーチやスタッフへの感謝を述べつつこの1年の自身の成長を振り返った。

拡大版ハイライト:ユナイテッドvsシェフィールド・ユナイテッド 動画

拡大版ハイライト:ユナイテッドvsシェフィールド・ユナイテッド

水曜の夜にホームで行われたシェフィールド・ユナイテッド戦拡大版ハイライト

「アダム・ローレンス、コリン・リトルをはじめとするすべてのスタッフやアナリストたち、彼らがシーズンを通して、僕の成長を助けてくれた」。

「昨シーズンは少し足踏み状態で、自分が望むだけの成長を感じることができなかったんだ。今シーズンは試合に出続けて、体の使い方や細かい技術的な部分にも取り組むことができた。それに試合の前にも、コーチたちとたくさん話をした」。

「ここ数週間で、すべてがかみ合ったような気がする。それで自分のプレーにもより自信を持てるようになった」。

アカデミー出身デビュー250 動画

アカデミー出身デビュー250

イーサン・ウィートリーがクラブアカデミー出身として250人目のデビューを果たしたことを受けて、これまでのデビュー選手をまとめた。

その自信は大舞台でも実を結びそうになったが、ウィートリーが試合終盤に放ったゴールは絶妙なタイミングでインターセプトされ、シニア初ゴールはならなかった。

イーサンは、2ゴール1アシストで主役級の活躍をしたブルーノ・フェルナンデスが、この試合でウィートリーにゴールチャンスをお膳立てしようと考えていたことを明かしている。

「彼は僕をサイドに引き寄せて、『9分間でお前にゴールを決めさせるから!』と言ったんだ」。

「だから、そのポジションに入ろうとトライした。今回は実現しなかったけれど、きっとすぐに機会は訪れると思う!」。

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