ベルバトフ「テン・ハフのチームの方向性は正しい」

ユナイテッドはシーズン半ばのワールドカップの前に、ベルバの元所属クラブであるフルアムから重要な勝利を収め、前半戦を終えた。ベルバは、テン・ハフの下での最高のパフォーマンスは、可能性を示していると語る。

しかし、ブルガリアFAの会長に立候補している41歳のベルバは、より一貫し、より集中力のあるプレーをすることが、次のステップとして重要であると言う。

彼は「選手も監督も揃っている」と、クラブメディアのマーク・サリバンとの独占インタビューで語り始めた。

「我々は、集中すれば一貫性が保たれることを証明してきた。素晴らしい、本当に素晴らしい試合ができることを証明してきた」

「だから、ワールドカップが終わり、シーズン再開される際には、集中力と一貫性の部分がさらによくなることを期待している。シーズンが終わる頃、（来シーズンの）タイトルを争うチームと肩を並べるユナイテッドを見てみたい。とにかくプッシュしまくるんだ」

ベルバトフはユナイテッドに4シーズン在籍し、2度のプレミアリーグ優勝を果たした後、2012年にユナイテッドを退団してフルアムに移籍した。そして彼は、今でも母国の街角で頻繁に呼び止められ、オールド・トラッフォードでの出来事について熱心に意見を求められると語った。

「みんな何が起こっているのか知りたがっている。『私たちは正しい道を歩んでいるのだろうか？』とね。ユナイテッドのファンである以上、同じことは世界中で起こっている」

「だから、時間がある限り、我々は正しい道を歩んでいるということを説明するようにしている。辛抱強くならないといけない。そしてもちろん、私がいつも繰り返しているのは、一貫性と集中力。この2つは、私がいつも繰り返している最も重要な要素なんだ」

「僕はブルガリアの、そして世界の人々に対して、心配しないよう伝えている」

ベルバトフは、テン・ハフの仕事が忍耐を要するプロセスであることを認めながらも、2023年に新監督の下でユナイテッドのさらなる躍進が速やかに行われることを望んでいる。

ベルバは「テン・ハフが自分のチームを理解し、彼らの仕事を信頼し、彼自身の仕事を信じないといけない」と言う。

「そして、先ほども言ったように、結局のところ、人生と同じように、これはプロセス。だから、チームがあるべき姿になるために、そのプロセスが長くならず、より短く、より効率的に行われるよう望んでいる」

「それが不可能な時もあると思うけれど、そうなるよう願っているよ」