リー・グラント「自分の仕事は、高いレベルを維持すること」
マンチェスター・ユナイテッドと新たに1年間の契約延長を結んだリー・グラントが、独占インタビューに応じた。
リー本人が考えるクラブが彼を引き留めた理由、残留を決めた理由、そして将来のキャリアを考えての行動などについて語ってくれた。
スクロールダウンして、インタビューの全文をチェック。
新契約締結おめでとうございます。ユナイテッドでの滞在を延長できて嬉しいでしょう？
もちろん。僕はいつも、あと1年延長できることをとても望んでいて、ありがたいことに、そうしてもらえた。だから、チームをサポートし、自分自身を維持し、周りをやる気にさせるというチャレンジをもう1年できることをとても楽しみにしているんだ。
ユナイテッドでのあなたの人気の高さは知っていますが、今でもチームの一員であることを誇りに思っていますか？
もちろん。それが、もう1年残ることを決断した最大の理由。どんな仕事をしていても、自分が評価されていると感じ、自分の役割を楽しむことは非常に重要なこと。このような素晴らしいクラブで、このような機会を得られたことは幸運でしかない。
ゴールキーパー部門についてですが、世界最強の部類に入るのではないでしょうか？
疑いの余地はないね。ぼくは、新たな活力を得ることを非常に楽しみにしている。色々と変化するわけだけれど、あなたの言うとおり。非常に強力な陣容だね。誰もが自分の力を発揮してプレーし、チームを支えることができる。とても楽しみにしているし、今年はさらに強くなると確信しているよ。
皆が互いに競い合い、挑戦し合い、トレーニングで物事をより良くしていくという考えなのでしょうね？
もちろん。そのためには、全員がそれぞれの役割を果たす必要がある。グローブを着ける選手は、他のメンバーが、チームとして、またユニットとして、可能な限り最高の結果が得られるようにサポートするだけでなく、プレーしている選手をプッシュしたり、競い合う。ダビド、ディーン、トム、そして僕、全員がプレーをするためにプッシュし、プレーする選手をサポートするために準備を整えるんだ。
トムに会ったことがありますか？
もちろん。何度も対戦している。彼は、自分がバーンリーを去った直後にバーンリーに加わった。この5、6年の間、PFAで一緒に仕事をしてきたので、とても良い関係を築いている。成長したかれが加わったことで、グループとして強い力を発揮できると思う。
ゴールキーパーは、一緒に仕事をしているという点で、非常に緊密なグループであるという点で他のポジションと異なるのではないでしょうか？
その通りだけれど、だからといって、競い合ったり、互いに切磋琢磨しないということでもないんだ。マンチェスター・ユナイテッドで幸運だったのは、4人が共存できていること。幸運にも、ぼくたちは非常に高い水準でそれを行えている。そのおかげで、練習場ではお互いを追い込み、本音でぶつかり合っている。クラブが自分を引き留めることにした理由のひとつは、その手助けをしているからだと思う。若い選手に挑戦し、プッシュして、週末にプレーする選手が本当に高いレベルでプレーできるようにしているんだ。
今もコーチングを続け、指導者資格の取得に励んでいるのですか？
もちろん。フットボールクラブに残るという意味では、そういう考え方もある。このクラブには、成長するための素晴らしい選択肢があって、クラブにも協力してもらっている。リチャード・ハーティスとクレイグ・モーソンは、ゴールキーパーとしての目標や勉強に関して相談相手になってくれていて、僕にとって素晴らしい存在。もちろん、それ以外にも、トップチームのコーチングスタッフや監督も、自分がコーチングのアイデアを模索するのを許してくれるだけでなく、その機会を与えてくれるという意味で本当に素晴らしい存在。コーチングの機会を与えてもらえたアカデミーにも感謝しているんだ。これからの1年間、続けていきたい。
あなたが長期的に監督を目指していることは知っています。これまでとは違った目線でEUROを見ていますか？
正直に言うと、皆さんと同じように見ているよ。ファンとして見ようとしているし、楽しんでいる。ゲームから離れるのはとても短い期間だけれど、今後9〜10ヶ月間は、あなたが言うように完全に分析モードに入るね。だから、ファンとして観戦し、イングランドのシャツを着て楽しむようにしている。
そうだね。ディーンが代表に参加できなかったのは残念。、彼がシーズン中にどれだけ努力して合宿に参加し、一時は先発の座を狙っていたことを思うと、残念でならない。マーカス、ハリー、ルークの活躍は、本当に嬉しい。これまでのパフォーマンスは素晴らしく、ハリーとルークのパフォーマンスを見て、信じられない気持ちになった。ここ数週間で見られたディフェンスのパフォーマンスは驚異的で、これが続くことを祈っているよ。優勝に期待している。