ジェームズ

ジェームズについて知っておきたいこと

水曜日 12 6月 2019 17:19

ダニエル・ジェームズが正式にマンチェスター・ユナイテッドの一員になった。スウォンジー・シティーからやってきたこのエキサイティングな新メンバーについて、我々が知っておくべきことをここに紹介する。

・ダニエル・ジェームズは1997年11月10日、ヨークシャーのビバリーで生まれた。

・イングランド生まれだが、父親がウェールズ出身のため、ウェールズ代表としてプレーしている。

・基本は左ウィングだが、右ウィングやトップ下でもプレーできる多様性を持つ。スウォンジー・シティーでも昨シーズンはそれらすべての���ジションをこなした。

昨シーズンはスウォンジー・シティーで33試合に出場し、4得点をあげた

・9歳のときにハル・シティーに入団し、アカデミーで7年間を過ごしたあと、2013-14シーズン、16歳のときにリザーブチームでデビュー。その後2014年8月にスウォンジー・シティーに引き抜かれた。

・スウォンジーのU18チームですぐに頭角を表すと、U23チームに昇格、プレミアリーグ・カップに優勝し、PLインターナショナルカップの準決勝進出、EFLカップ準々決勝進出の原動力となった。

・2016年1月のFAカップ戦で初めてシニアチームのメンバー入りし、同じ年の10月には、プレミアリーグ戦でもベンチ入りした。デビュー戦は2018年2月のFAカップ、対ノッツカウンティー戦。当時の監督カルロス・カルバリャルは試合途中からジェームズを送りこむと、ジェームズは得点をあげてチームは8-1で快勝した。


・ジェームズがブレイクしたのは昨シーズン。2018年8月のバーミンガム・シティー戦でリーグ戦に初出場すると、すぐさま、プレミアリーグ復帰を目指す新監督グラハム・ポッターの主要メンバーとして、チームの主力の一員となった。

・チャンピオンシップでインパクトのあるプレーを見せるジェームズについて、チームメイトのオリ・マックバーニーは「彼はとにかく信じられない逸材だよ。彼がプレーしたこの3試合では、まるで嵐のごとくゲームをさらってしまった。乗っているときの彼を止められるディフェンダーはこのリーグにはいないよ」と称賛している。

チームメイトのオリ・マックバーンとデビュー戦を喜ぶジェームズ

・ウェールズ代表監督のライアン・ギグスがこの活躍を見逃すはずはなく(彼自身、ウィンガーについての知識は豊富だ!)、2018年11月のアルバニア戦でジェームズにA代表デビューの機会を与えた。敵陣でのフレンドリーマッチを終えたジェームズは、「出場すると聞かされたあとはとにかくうれしくて舞い上がったけれど、すぐにしっかり集中しなきゃいけないと気を引き締めた。テレビで見ている両親や家族は僕を誇らしく思ってくれているだろうと思ったら、とても感動した。試合の前に父さんはテキストメッセージをくれて、『泣きそうだ』と言っていた。僕自身にとっても誇らしい瞬間だった」と感想を話した。

・A代表デビューから2戦目の3月のスロバキア戦で初ゴールをマーク。ペナルティボックスの外から射抜いたジェームズのゴールが決勝点となり、21歳の彼にとって初の代表ホーム戦で勝利を手に入れた。

A代表初のホーム戦でゴールを決めて勝利に貢献

・昨シーズンはスウォンジーで38試合に出場、6ゴールをマークした。チャンピオンシップでは33試合に出場し、うち28試合で先発、4点をあげた。しかし傑出していたのはFAカップ5回戦のブレントフォード戦で決めた衝撃的なソロゴールだ。相手ディフェンダーの追走を振り切っておよそ75メートルを激走したのち、鮮やかなシュートを決めた。

・スウォンジーのFAカップでの挑戦は、準々決勝でマンチェスター・シティーに3-2で敗れて幕を閉じたが、その後優勝した相手に対し、ジェームズは左ウィングで印象的なプレーを披露した。

FAカップ5回戦のブレントフォード戦では75メートルを激走して鮮やかなシュートを決めた

・マンチェスター・ユナイテッドの正式なメンバーとなったジェームズを、ライアン・ギグス監督は、ユーロ2020予選の対クロアチア、ハンガリー戦のメンバーに召集。両試合でジェームズは先発出場した。

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