マグワイア「エネルギーが素晴らしかった」
マンチェスター・ユナイテッドのキャプテン、ハリー・マグワイアは、オールド・トラッフォードでアタランタに3-2で逆転したこの試合の勝利は、ファンのおかげだと話した。
レッズはハーフタイムの時点でイタリア勢に2点のリードを許していた。しかしトンネルに入る瞬間、選手たちは多くの激励を受けた。
キャプテンのマグワイアは、MUTVとBT Sport に、サポーターと、彼らが作り出した雰囲気は、後半戦が深まるにつれてより強まっていったと話した。
「ハーフタイムにファンから声援や拍手を受けたことが、大きな違いを生み出した」と語ったハリー。「彼らは我々にエネルギーと、信じる気持ちを与えてくれた。そして我々はその彼らにふさわしい結果を手にすることができた」。
「今夜は、一体感、スピリット、そして後半に見せた信念を貫き通す闘争心という点で、特別な夜だった。ファンがそれを我々に与えてくれたんだ」
「後半戦にファンから感じたエネルギーは素晴らしいものだったよ」。
怪我からの療養のためこの試合が今季の初出場となったマーカス・ラッシュフォードは、後半8分、ゴールのボトムコーナーにシュートを決めて1点を返した。
そしてマグワイアは、ストレトフォード・エンド前のゴールに向かって、彼にとってチャンピオンズリーグ初シュートを右足から決めて、試合を同点に引き戻した。
「これからたくさん訪れるこれが最初のひとつであることを願うよ」と語ったハリー。「いつもはヘッドで決めるんだが。今年すでにたくさんのチャンスがあったけれど、決められていなかった」
「これは自分にとって今シーズン初、それにチャンピオンズリーグで初めてのゴールだ。僕自身にも、スタンドで見ていてくれた家族にとっても誇らしい瞬間だよ」
「でも喜びにひたっている間はなかった。なんとしても勝利を手にするために、すぐに試合を再開したかったからね」
そして試合は、チャンピオンズリーグの前戦と同様、クリスティアーノ・ロナウドのヘディングシュートで逆転勝利となった。マグワイアはロナウドのヘッド弾を称賛する。
「彼のすぐ後ろにいたから一部始終を見ていた。彼の跳躍、タイミング・・完璧なヘディングシュートだったよ。毎日のトレーニングでも見ているし、彼はあのような完璧なタイミングのシュートを、これまでのキャリアでも何度も決めてきた」
「チャンピオンズリーグで彼はいつもチームにとって貴重な得点をあげてくれる」
劇的勝利を収めはしたが、マグワイアは前半の2失点については、改善すべき点があると指摘した。レッズは今季まだ1度しかクリーンシートを実現していない。
「あまり良くないね。このクラブにとってはこれではだめだ。だからより盤石な守りを意識して懸命にトレーニングを積んでいる」
「とくに直近の3、4試合では、セットプレーからの失点が多すぎる。4試合で4失点。改善すべき点があるのは明らかだ。シーズン序盤はこれらの点についてはとてもよくできていた。だからもっときちんとできるはずなんだ。このクラブにこの状況はふさわしくない」。