今季最高の前半

マグワイアは、リサンドロ・マルティネスと共にクリーンシートに貢献した。

ユナイテッドは開始45分、エヴァートンに対して21本のシュートを放つなど、圧倒的な強さを見せた。スコット・マクトミネイの得点で先制すると、 71分にはマーカス・ラッシュフォードのパスを受けたアントニー・マルシャルが追加点を決めて勝ち点3を獲得した。

試合後、BT SportとMUTVのインタビューに応じたユナイテッドのキャプテンは、敵の攻勢を許さず、チームが勝ち点3を獲得するにふさわしいと考えていた。そして、チームに足りなかったのは、より冷徹なフィニッシュだったと感じている。

MUTVのスチュワート・ガードナーに、前半のプレーは今季最高のものだったかと問われたマグワイアは 「前後半のプレーについて聞かれれば、バルセロナ戦の後半もそうだけど、今日の前半が一番力強かったと思う」と答えた。

「もし、ハーフタイムに4-0で入っていたら、誰も文句は言わなかっただろうね」

「でも、プレミアリーグで楽な展開なんてない。楽なような感じられたかもしれない。それはそうかもしれないけれど、プレミアリーグでは何が起こるかわからない。エヴァートンのセットプレーは危険。彼らはヘディングで競り勝っているし、一度や二度、チャンスになるのはわかっていた」

「ハーフタイムで試合を終わらせなければならなかったけれど、前半は素晴らしく、前線で素晴らしいプレーができた。前半は素晴らしいフットボールで、敵陣でプレーできていた。勝ち点3に値する内容だったと思う。唯一足りなかったのは、より多くのゴールだったね」

「チームは前に出ていた」と、彼は続けた。「ゲームプランがあり、何度も相手の背後を取り、カウンタープレスやディフェンスの立て直しは本当にうまくいって、力強かったと思う」

「それがオールド・トラッフォードでの目標であり、ウチの目標でもある。これまでの試合と比べても今日はよかった。ただ、僕たちは努力していて、改善している」

残り15分、オールド・トラッフォードのユナイテッドサポーターは立ち上がり、ケガから復帰したクリスティアン・エリクセンに拍手を送った。また、同じく交代出場したマルシャルも、フィットネスを向上させ続けることができれば、今後重要な役割を果たすだろう。

マグワイアは、過酷な試合日程が続く中、2人の主力の復帰がどれほど重要かを語った。

「11人では決して成功できない。これはプレミアリーグであり、すべてのコンペティションで戦う場所である。高いレベルでやって、より多くのタイトルを獲得したい。そのためには、11人以上の選手が必要なんだ」

「クリスティアンとアントニーの復帰は、チームにとって重要。ベンチから違いを生み出せる選手で、先発出場できる選手で、仲間の力を引き出してくれる存在。ポジション争いは激しいけれど、これまで課せられてきた要求に対応できる十分な面子が揃っている」