ユナイテッド

マヌーに備わるガーラ・チャルーア魂

火曜日 03 9月 2024 14:00

“ガーラ・チャルーア”というコンセプトのもと、ウルグアイは長い間、国際フットボール界で頭角を現してきた。

1924年と1928年のオリンピック優勝に加え、ワールドカップを2度制覇したウルグアイにとって、戦士の魂はチームの根幹に位置する重要なもので、これまでの実績はいまだに南米で高く評価されている。

人口わずか350万人のウルグアイは、エディンソン・カバーニ、ディエゴ・フォルラン、ルイス・スアレスといった世界的なスーパースターを輩出し、大きな大会では常に上位に食い込むなど、強豪国であり続けている。

これまでの大きな成功の大きな理由として、多くの人が「garra charrúa(直訳すると「チャルーア(ウルグアイの先住民族)の爪」)」を挙げている。

ウガルテ初インタビュー 動画

ウガルテ初インタビュー

マヌエル・ウガルテがタックル、ウルグアイの闘志、ユナイテッドファンなどについて語った。

ウルグアイ代表でも中盤の要であるマヌエル・ウガルテは、間違いなく同ポジションで世界を代表する存在であり、マンチェスター・ユナイテッドの新戦力は、6番のポジションでの卓越したタックル能力で知られている。

スポルティング・クラブ、パリ・サンジェルマンに在籍したウガルテは、「garra charrúa 」を定義するのにうってつけの人物である。

「どの局面でも、これが最後のチャンスになると思ってボールを奪いにいく。それが重要なんだ」

「それはウルグアイの選手に見られるごく自然なもので、僕らがプレーしてきた背景や状況、そして人口が少ないことなど、いろいろなことが関係している」

「ウルグアイは小さな国だけれど、多くの勝利を収め、多くのことを成し遂げてきた」

「素晴らしいせ選手を輩出しているのも、“garra charrúa”のおかげ。��の言葉の意味は、どんな状況でも、全力を出し尽くす、というもの」

23歳の彼は、フットボールについて「ボールを持っているときはゲーム、持っていないときは戦い」と表現する。

昨シーズンのリーグ・アンではわずか25試合の出場だったにもかかわらず、ウガルテはフランスのトップリーグで最も多くのタックルを記録した。

スタッド・ブレストのロマン・デル・カスティーリョだけが、ウガルテよりもファイナルサードでより頻繁にボールを奪い返した。この数字からも、マヌエルが中盤での汚れ仕事を厭わない選手ということがわかる。

前述した闘志溢れるスタイルについて、彼は「自然と出てきたコメントだった。というのも、自分のプレースタイルについて話していたら、自然とあのフレーズが出てきたんだ」

「僕のプレーを表しているよね。なぜなら、ボールを奪い返すということは自分にとってとても心地よいことだし、ここでもやりたい」

「(タックルは)自分のルールとしてやっていることだし、自分のプレーの一部なんだ」

だが彼は、自身をタックラーだけの選手とは考えていない。FBRef.comのスタッツによれば、彼は足元でボールを扱うのにも長けている。

パリでは91.2パーセントのパスが味方の足元に届き、パス成功数でリーグトップ10に入った。また、スポルティングでの最後のシーズンでも、同じカテゴリーでトップの数字を残した。

「ボールを奪い返すのは得意だけど、ポゼッションでのプレーも良いと思っている」

「もちろん、もっと成長できる。成長する上でも、ここ以上の場所はないね」

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