ユナイテッド

マタがユナイテッドに別れの挨拶

金曜日 10 6月 2022 15:07

約8年半に渡るオールド・トラッフォードでの生活に終止符を打ったフアン・マタが、マンチェスター・ユナイテッドファンに向けて、感情的で心のこもった別れのメッセージを発表した。

ファンから愛された彼の退団は非常に寂しい。誰もが、フアンの今後のキャリアに最高の幸運が訪れることを祈っている。

当然ながら、フアンはユナイテッドで過ごした時期に多くの特別な思い出を得た。そして、マンキュニアンとして過ごした時を非常に誇りに思っている。

マタからのメッセージは、以下の通り。

「自分の人生に起こっている変化に対応するのに時間がかかっている。このメッセージは、この数年間での多くの瞬間、自分が書くことになるとは思ってもいなかったものだ。もちろん、あらゆる良い思い出には終わりがあり、マンチェスター・ユナイテッドの選手としての時間も終わりを告げた」

「この数週間での感情をこの文章で表現することは不可能。一言で表すのなら、このユニークなクラブの一員���して8シーズン半もの間を過ごせて、世界で最も誇らしい男ということだ」

「スペイン出身の子供にとって、フットボール史上最高のクラブでプレーする日が来るなんて、小さい頃は夢にも思っていなかった。けれど、現実が夢を超えることもある」

「この文章を書いている今、僕はキャリアが自分にもたらしてくれたものに、これ以上ないほど感謝し、これからどんな未来が待っているのか、幼かったあの頃と同じようにワクワクしている。僕の中にも子供のような心が残っていて、同じようにフットボールをしたいという情熱が私の中に残っている」

「もちろん、このクラブを特別なものにしているすべてのスタッフ、監督、マンチェスター・ユナイテッドでともにプレーしたチームメート全員に感謝したい。クラブの歴史の中で最高の時期を経験したわけではないけれど、その過程でトロフィー獲得という形で素晴らしい思い出ができたし、永遠に心に残る特別な瞬間を一緒に過ごすことができた」

「皆さん、ありがとう。寂しくなります」

動画
2015年のフアンフィールドを忘れるファンなどいない

「サポーターの皆さんには、本当に言葉では言い表せないほど感謝しているし、皆さんがどれほど僕を特別な存在にしてくれたことか。僕はとても愛されていると感じており、それは家族も同じ気持ちでいる。感謝の気持ちを十分に表現できないほどだ。ピッチ内外にかかわらず、マンチェスターは僕の人生の中で大きな部分を占めている。それは、これからも変わらない。マンチェスターの養子になった気分だ。この街に住んで、この世界でも並はずれた場所とその文化の一部であることの意味を理解するのは、本当に特別なんだ。僕は、この街の一員のように感じている」

「クラブと新監督の成功を願っている。これが新しい時代の始まりとなり、素晴らしいフットボール、トロフィー、そしてファンの皆さんへの喜びに満ちたものになることを心から願っている。これは皆さんにふさわしいことであり、このフットボールクラブがあるべき姿にほかならない」

「これは別れの言葉ではない。僕はマンチェスターに戻ってくる。また会おう。しかし、今は心の底から、歴史の一部となることを許してくれて、本当に感謝している。本当に光栄であり、誇りに思っているし、これからもずっと皆さんの仲間であり続ける」

アディオス、フアン。今までありがとうございました。幸運を祈りつつ、またすぐにお会いできることを楽しみにしています。

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