ユナイテッで

マクナリー博士が退団

金曜日 09 12月 2022 08:52

スティーヴ・マクナリーは、16年間務めたマンチェスター・ユナイテッドのクラブドクターを退任し、イングランドのプロフットボール界のマッチオフィシャルを統括するPGMOLで新しい職務に就くことになった。

マクナリーは、2023年1月末にクラブのフットボール・メディスン・サイエンスの責任者を退任し、PGMOLのパフォーマンス・サポート・ディレクターに就任する。

2006年にユナイテッドに加わり、7シーズンにわたりサー・アレックス・ファーガソン元監督とともに働いた。その間、クラブはチャンピオンズリーグ、クラブワールドカップ、プレミアリーグ優勝5回を達成した。サー・アレックスの退任後、マクナリーはさらに5人の監督に仕えた。原監督のエリック・テン・ハフもその一人である。

彼の指揮の下、クラブはスポーツ医学と科学の革新の最前線に立ち、エリートフットボール界で最高の能力と設備を整えている。

16年クラブのために力を尽くしてくれたドクター・スティーヴ・マクナリー

フットボールディレクターのジョン・マートゥのコメントは以下の通り。

「過去16年間のスティーヴの貢献は計り知れません。彼が選手、同僚、そしてクラブ全体のためにピッチ内外で行ってきたすべてのことに、マンチェスター・ユナイテッドの全員を代表して感謝したいと思います」

「スティーヴは最近、ノースウェスト・フットボール・アワードで、フットボール医療とパフォーマンスへの優れたサービスに与えられるファブリス・ムアンバ賞を受賞したが、これは彼がフットボール界でいかに高く評価されているかを示すものです」

マクナリーのコメントは、以下の通り。

「16年間在籍したマンチェスター・ユナイテッドを離れることは非常に難しい決断でしたが、クラブレベルでの最前線から離れ、新たな戦略的役割で自分の経験を生かし、フットボール界の別の重要な側面に貢献する時が来たと感じています」

「過去と現在のすべての部門のディレクター、マネージャー、選手、コーチ、同僚とともに、マンチェスター・ユナイテッドの近年の歴史の一端を担えたことを誇りに思いますし、彼らの友情、仲間意識、サポートに心から感謝します」

「ユナイテッド・ファミリーと離れるのは寂しいですが、新しいポストに就くまでは、今シーズン前半の成果を出すために、特にワールドカップ後の再開に向けてエリックと彼のスタッフのサポートに全力を尽くします」

クラブが後任を探す間、ジム・モクソン博士が暫定的に後任を務める。ジムは、医学とスポーツ科学に精通し、最近ではリヴァプールのクラブドクターとして活躍していた。今週からスティーヴと共に仕事を始め、スムーズな移行ができるように努める。

マータフは、「我々は、過去16年間に彼が築いた一流の医療・スポーツ科学のインフラとチームを通じて、スティーヴが残してくれたものの恩恵を引き続き受けるでしょう。キャリントンのスタッフにとって、スティーヴがいなくなることは非常に寂しいことですが、彼の優れたキャリアの次の段階での幸運を願っています」

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