スールシャール 「リンガードには担う役割がある」

イングランド代表のジェシー・リンガードは、昨シーズンの後半をウェストハムにレンタル移籍していたが、ハマーズのデイヴィッド・モイーズ監督は、夏にリンガードの獲得に関心を持っていたことを認めた。

ただ、それは実現せず、リンガードは2021-22シーズンに向けてマンチェスター・ユナイテッドに合流。

金曜日に行われた定例会見で、スールシャール監督はジェシーの将来に関する噂について回答を求められ、こう答えた。

「ジェシーは、本当に一生懸命練習しているし、準備してくれている。もちろん、彼はもっとプレーできないことを残念に思っている」

「契約の状況については、私はあまり詳しく話を聞いていない。彼は毎日、グループにエネルギーとクオリティをもたらしてくれている」

リンガードは、今季ユナイテッドで8試合に出場し、ニューカッスル戦と皮肉にもウェストハム戦で記憶に残る2つのゴールを決めた。

ウェストハム戦では試合終了間際に決定的なゴールを決め、その10日後に行われたビジャレアル戦では、クリスチアーノ・ロナウドの決勝点に大きく貢献した。

監督は、ジェシーのフラストレーションを理解していると認めながらも、国内のスケジュールがクリスマスと年末年始の慌ただしい時期に向けて進む中、14番が今後の試合で大きな役割を果たすことを期待していると付け加えた。

「全員がプレーをしたいと思っている」

「ジェシーをはじめ、私の選手たちは一生懸命やっている。その姿勢には文句のつけようがない。彼らは、出番に備えて準備を整えている」

「ジェシーは出場するたびに良いプレーをしている。今後の試合でも役割を与えられることを彼自身が理解している」