ピッチ上では苦戦したユナイテッドだったが、際立ったパフォーマンスを見せたカゼミーロ、ディオゴ・ダロト、ブルーノ・フェルナンデスがノミネートされた。

アカデミー出身のハンニバルの名前も挙がったが、最終的にこの数週間での活躍を評価して、ブラジル代表の2人とポルトガル代表MFに決定した。

この下にある投票欄から、9月のMVPを選ぼう。

カゼミーロ
6試合出場／3ゴール／1アシスト／マン・オブ・ザ・マッチ1回

MUTVの解説者サミー・マキロイがMVPに選んだのは、6試合すべてに先発出場した百戦錬磨のスター選手だ。カゼミーロは9月、文句なしに傑出したパフォーマンスを披露した。カラバオカップでクリスタル・パレスに3-0で勝利した試合では、まさに中盤の達人というべきプレーを発揮。メイソン・マウントのコーナーキックから強烈なヘッド弾を叩き込んだだけでなく、アントニー・マルシャルのボレーシュートもお膳立てした。

現在、今季の公式戦でクラブのトップスコアラーであるカゼミーロは、UEFAチャンピオンズリーグ開幕戦のバイエルン・ミュンヘン戦（4-3で黒星）でも2点をマーク。地面に倒れ込みながらネットを揺らしただけでなく、試合終了間際にフェルナンデスのフリーキックをヘディングで押し込むなど、セットプレーでもその才能を見せつけた。

アーセナル戦では、最終的にVARによりオフサイドで無効とはなったが、巧みなスルーパスでアレハンドロ・ガルナチョのゴールを引き出している。

ディオゴ・ダロト
6試合／1アシスト

この6試合で最も安定したパフォーマンスを見せたのはダロトだ。６試合すべてに先発出場し、アーセナル戦では逆サイドでプレーするなど、ヴァーサタイルさも見せつけた。

バーンリー戦、パレスとのカップ戦と立て続けにクリーンシート達成に貢献し、パレス戦では先制点をアシスト。ファクンド・ペリストリのパスに反応したクロスからは、ガルナチョがネットを揺らしている。

土曜日のプレミアリーグでイーグルスに1-0と逆転負けを喫した直近の試合でも、あわや同点打かと思われたマウントのヘディングを引き出す、絶妙なクロスを献上している。

ブルーノ・フェルナンデス
5試合／1ゴール／1アシスト／マン・オブ・ザ・マッチ1回

常に100パーセントの力を発揮し続けるフェルナンデスは、パレスとのカラバオカップ3回戦は欠場。その前のターフ・ムーアでのバーンリー戦では、ジョニー・エバンスのパスから華麗なボレーシュートを決め、マン・オブ・ザ・マッチにも選ばれた。

また、チャンピオンズリーグでバイエルン・ミュンヘン戦では、ピンポイントのクロスでカゼミーロのシュートをアシスト。土曜のパレス戦では、GKサム・ジョンストンのファインセーブに阻まれた惜しいシュートもあった。

8月のファン投票でMVPに選ばれたフェルナンデスの２連覇なるか？

シーズン開幕時に月間MVPを2ヶ月連続で受賞したのは、2018-19シーズンのルーク・ショーが最後だ。

ウィナーは木曜日に、ユナイテッド公式アプリやManUtd.com等のプラットフォームで発表される。