マーカス

ラッシュフォード「仲間たちのおかげだ」

水曜日 14 6月 2023 12:58

2022-23シーズン、マンチェスター・ユナイテッドで自己最多得点を更新したマーカス・ラッシュフォードは、チームメイトのおかげだったと、彼らの尽力に感謝している。

ワールドカップの後はいっそう活躍に拍車がかかり、19試合で17ゴールという目覚ましい数字を記録した25歳のマーカス。今シーズンは全コンペティション合わせて30ゴールを達成し、これまでの最高記録だった2019-20シーズンの22点を大きく上回った。

こうした活躍が評価され、シーズン終盤の授賞式では、サー・マット・バスビー年間最優秀選手賞に選出された。

さらに選手たちが選ぶ年間最優秀選手賞にも選ばれたが、ラッシュフォードは、ユナイテッドのロッカールームの仲間達も、彼の好成績に同じくらい寄与してくれたと感じている。

マルタと北マケドニア戦に臨むイングランド代表に帯同中のマーカス

「とにかくハードワークを続けることを徹底した。シーズンの初めから、ハードワークを続けたんだ」と、ラッシュフォードはイングランド代表での記者会見で語った。

「シーズン序盤はあまり良いスタートが切れなかったけれど、チームが良くなるにつれて、僕自身の調子も上がっていった。だからチームメイトのおかげだった部分は大きい。なぜなら、フォワードとしてできることは、走ることだけだから」。

「良いパスを見つけて、自分の走りを結果につなげることができるかはチームメイト次第だ。僕には並外れた能力を持つ素晴らしいチームメイトたちがいる。だから彼らのおかげなんだ」。

 

レッズでの長いシーズンを終えたラッシュフォードの視線は、イングランド代表としてマルタと北マケドニアと対戦するユーロ2024予選へと向けられている(北マケドニア戦は6月19日(月)にオールド・トラッフォードで行われる)。

グループCでここまで2試合で勝ち点6を獲得しているスリーライオンズは、大会開催を1年後に控え、準優勝に甘んじた2年前の前大会の雪辱を果たしたいと意気込んでいることだろう。

ウェンブリーで行われたユーロ2020の決勝戦で、イングランドはイタリアにPKで敗れたが、マーカスは、それがポジティブであったにしろネガティブであったにしろ、経験を積んだことで、ガレス・サウスゲート監督率いるイングランドは、より強く、より成熟したと感じている。

 

6月の代表戦日程

 記事

6月に予定されている代表戦に出場する可能性があるユナイテッドの選手、試合日程を紹介。

「正直、年齢は関係ない。経験値だと思う。これまで全部で何試合に出場したかは覚えていないけれど、おそらく400試合近くにはなると思う」とマーカスは指摘した。

「それはずいぶんな数だ。そしてその過程で様々な経験を経て、いろいろなことを学んだ」。

「だから僕にとっては、年齢ではなく、経験してきたことが重要だ」。

「ここには大舞台を経験している選手がたくさんいる。それは僕たちにとっての大きな強みだ」。

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