マーカス

マーカスがより磨きをかけたい2つのプレーとは?

金曜日 04 8月 2023 12:36

新シーズンの開幕が近づき、自身の長所と短所、両方の強化に取り組むことの重要性を感じているというマーカス・ラッシュフォードは、さらに改善したい分野を2つ掲げている。

2022-23シーズン、我らが10番は、自身最多となるシーズン30ゴールを挙げ、1998年のライアン・ギグス以来となる、生え抜き選手のサー・マット・バスビー年間最優秀選手賞を受賞した。

先日、新たな長期契約を結んだばかりのマーカスは、個人としてもチームとしても、昨シーズンの成績にさらに上積みすることを目標としていることだろう。

『The Overlap』の最新エピソードに登場したマーカスは、元ユナイテッドのキャプテン、ガリー・ネヴィルから、より良い選手になるために自分のプレーにどのような要素を加えたいかという質問を受けた。

 

「自分の長所を伸ばすことは、常に重要なことだと思う」と答えたラッシュフォード。

「自分の長所を伸ばすことは常に意識的に続けているし、短所についてもできる限り良くしたい。僕の場合、もっと鍛えたいのは左足とヘディングだ」。

ラッシュフォードがユナイテッドで決めた123ゴールのうち、9ゴールがヘディングによるもので、そのうち4ゴールは昨シーズンのものだ。

ガリーはマーカスのヘディングは向上していると指摘したが、マーカス自身は、ヘディングでより得点すべきだと考えているという。

「ボックス内の良いポジションにいれば、1シーズンに7~10ゴールはヘディングで決められると思うんだ。自分ではそれができるという感触がある。来シーズンはより意識してやっていくつもりだよ」。

 

マーカスは左サイドでディフェンダーを引きつけてスペースを作るのが上手い。それでチームメイトにゴールチャンスを与えることもある。

左足でのフィニッシュに関しては、自分のプレーの中でも自信に欠けている部分であることをマーカスは自覚しているが、ストライカーコーチからのポジショニングや意識の面についてのアドバイスが役立っているという。

「左足については自信の問題だ。自信があるときは、左足で得点できるような気がする。自信がないときは、左足ではうまくいかないんだ」。

22-23 ラッシュフォードOTトップ5ゴール 動画

22-23 ラッシュフォードOTトップ5ゴール

マーカス・ラッシュフォードが昨季シアター・オブ・ドリームスで決めたトップ5ゴール

「でも、自信があって、コンディションもよければ、左サイドでチャンスがあれば、そして良いポジションにいれば、決められるチャンスはあると感じている」。

「重要なのは、いかに良い位置に入り込むかということだ。僕のストライカーコーチはフォワードだったから、フロントポストを横切ることとか、ディフェンダーの肩を意識する、といった情報を教えてくれるんだ」。

「そういったことを知るのはとても役に立つ。サイドのポジションにいるときでも、フォワードの選手が何を考えているのか、どこにボールを届ければいいのか、うまくアシストするためにはどうすればいいのか、そういうことを理解するのに役立つからね。そしてもし自分がボックス内に入れたときには、自分がどこにいるべきかがわかる」。

シーズン中の多忙なスケジュールの中では、トレーニングと試合、そしてリカバリーに集中することになりがちだが、マーカスは常に自分のパフォーマンスを分析する時間を見つけているという。彼は試合での出来を振り返ることがいかに重要であるか強調した。

「週に3試合あるときは、それほど多くはやらないけれど、もし1週間空くなら、試合の翌日にリカバリーして、月曜日に分析するんだ」。

「僕のプレーは、適切なタイミングで適切なポジションにいることがすべてだ。だから、それは重要なことだと思う。ウインガーがそれを怠っていることもあると思うけど、僕の場合は常にフォワードを意識しているからね」。

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