ユナイテッド

ラッシュフォードがBBCスポーツ賞を受賞

月曜日 21 12月 2020 11:00

日曜の試合でマンチェスター・ユナイテッドの選手として輝いたマーカス・ラッシュフォードが、BBCスポーツ・パーソナリティ・オブ・ザ・イヤーで2020エキスパートパネル・アウォードを受賞した。

プレミアリーグでのリーズ戦勝利に貢献したラッシュフォードは、試合後サルフォードのメディアシティに向かい、年に一度のBBCイベントで元イングランド代表ストライカーのゲーリー・リネカー、司会のガビー・ローガンに迎えられた。

貧困問題解決に尽力したラッシュフォードを壇上に招く前に、リネカーは「ピッチ内外で素晴らしい選手だ」と称えた。

ラッシュフォードは「幼い頃の自分の体験に基づいていることです」と答えた。

「(自分のキャリアを)100m走に例えるなら、僕はみんなより50mも後方からスタートしたようなものです。トレーニングや、適切な食生活など基本的なことが僕にとっては大変なことでした。大変な経験をしましたが、最終的には必要なところにたどり着けました」

リーズに快勝で3位に浮上

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スコット・マクトミネイ、ブルーノ・フェルナンデス、ビクトル・リンデロフ、ダニエル・ジェームズのゴールにより快勝。

「目標にしていた位置にたどり着けた時、次の世代のために違いを生み出さないといけないと思い始めました。国としても、子供たちのためにできる限りのことをすべきだと思っています。子供たちがなりたい自分になれるよう、最高のチャンスを与えるべきです」

「これまでに僕がやってきたことは、母のおかげです。僕がモラルのある人間になれたのは、大変な状況にあった母のおかげです。友人たちに言わせれば、僕は幼い頃から変わっていないそうです」

今年の3月にソーシャルメディアに投稿した貧困問題に関するメッセージが、政府を動かすほどの影響を与えるようになると思っていたかと聞かれたマーカスは「こうなるとは思っていませんでした」と答えている。

「実は、この活動は数年前からマンチェスターでやろうとしていたことでした。マンチェスターに住む子供たち、市民の力になれればと思っていたのですが、その成果には満足できていませんでした」

「それから何年か経って、ちょうどケガをしていた時期、兄弟と母に『違う方法でやってみようと思う』と話していたんです。ただ、ここまでのことになるとは思っていませんでした」

マンチェスター・ユナイテッド全関係者は、マーカスの受賞を心から祝福しています。

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