マッチレポート：ユナイテッド 2-3 ボルシア・ドルトムント

木曜日にレアル・マドリーと対戦した時の先発メンバーから11人を変更して臨んだ一戦は、ディオゴ・ダロトが見事なカーブのシュートを決めて先制するも、ドニエル・マレンがわずか1分の間に2得点したため、ドルトムントが逆転して前半を終えた。

後半開始早々にアントニーの得点で同点に追いついたものの、交代出場のユスファ・ムココが勝ち越しゴールを決め、50,857人のファンを前に行われた試合に敗れ、ツアー2023の幕を閉じた。

前半 - 終盤のシュート

ユナイテッドの19歳のウインガー、オマリ・フォーソンはプレシーズン初の先発出場を果たしたが、左足で放ったシュートはグレゴール・コーベルに阻まれた。

フォルソンとファクンド・ペリストリのペースは、ドルトムントのサイドバックを苦しめた。ペリストリは左サイドでフリーキックを獲得した後、ドニー・ファン・デ・ベークがダロトにボールを預け、ダロトがミドルシュートを突き刺した。

トム・ヒートンはマレンのシュートを防ぎ、フォーソンとカリム・アデイェミは中盤で小競り合いに発展し、ともに警告を受けた。

エリック・テン・ハフ監督は、フォルソンに代えてアントニーを投入し、タッチライン際でティーンエイジャーとじっくり話をした。

ユナイテッドは優勢に試合を進めていたが、前半終了直前に二重の痛手を受ける。まず、ボックス内で跳ね返ったボールをマレンが至近距離からボレーでゴールに押し込み、その1分後には、ビクトル・リンデロフがクリアーするのがやっとの場面も見られた。

後半 - 白熱

アンドレ・オナナはヒートンに代わって2度目の出場を果たすと、すぐにセバスティアン・アレのシュートを反射神経で止める。

アントニーは、マッツ・フンメルスのクリアーミスを見逃さず、ゴール左下隅にシュートを決め、ユナイテッドが同点に追いつく。

ハリー・マグワイアとアレがユナイテッドのボックス内でコーナーキックを競り合い、ボールはクロスバーに当たった。

残り20分、ルーク・ショーが必死で守るも、ムココに押し込まれてしまい、ドルトムントが再びリード。

その後、ユナイテッドは優勢に試合を進めたが、カゼミーロ、ジョー・ヒュギル、ラッシュフォードのシュートをドルトムントキーパーのアレックス・マイヤーに阻まれた。

試合詳細

ユナイテッド：ヒートン（46分にオナナと交代）；ダロト（61分にカゼミーロと交代）、リンデロフ（61分にマルティネスと交代）、マグワイア（61分にエヴァンスと交代）、ウィリアムズ（61分にショーと交代）；エリクセン（61分にワン・ビサカと交代）、マクトミネイ（c、61分にマウントと交代）；ペリストリ（61分にラッシュフォードと交代）、ファン・デ・べーク（61分にフェルナンデスと交代）、フォーソン（38分にアントニーと交代）；サンチョ（77分にヒュギルと交代）

出場機会のなかったサブ：ビショップ、フェルナンデス、ゴア、ハンニバル

ゴール：ダロト（24分）、アントニー（52分）

イエローカード：フォルソン

ボルシア・ドルトムント：コベル（46分にマイヤーと交代）、リェルソン（62分にムニエと交代；68分にポールマンと交代）、ジューレ（76分にブエノと交代）、フンメルス（77分にパパドプーロスと交代）、ヴォルフ（46分にベンセバイニと交代）、エムレ・ジャン（62分にバンバと交代）、サビツァー（46分にエズジャンと交代）、ブラント（76分にベソンと交代）、アデミ（62分にハザードと交代）、マレン（61分にロイスと交代）、アレ（61分にムココと交代）

出場機会のなかったサブ：ロトカ、キルシュ、ブランク

ゴール：マレン（43、44分）、ムココ（71分） 

イエローカード：アデミ、フンメルス