ユナイテッド

レポート:ユナイテッド 0-1 アトレティコ・マドリー

火曜日 15 3月 2022 23:14

マンチェスター・ユナイテッドのチャンピオンズリーグは、オールド・トラッフォードでアトレティコ・マドリーに1-0で破れる形で幕を閉じた。

3週間前に行われたマドリードでの1-1の引き分けに終わり、この試合に勝てばベスト8進出が決まるため、この試合にかける思いは強かった。

第1戦を終えた時点ではラルフ・ラングニック暫定監督が率いるユナイテッド有利と思われたものの、ディエゴ・シメオネ率いるアトレティコが41分にレナン・ロディが決めたゴールで勝利。ユナイテッドにとっては残念な一夜となった。

ゴールに迫るクリスチアーノ・ロナウド

前半:アトレティコがリード 

オールド・トラッフォードは熱気に包まれ、ユナイテッドは活気づき、激しい試合の立ち上がりでチャンスを数多く作った。試合開始からわずか3分後、ディオゴ・ダロトのクロスにアンソニー・エランガが頭で合わせてチャンスを演出する。エランガは空中戦で果敢に挑むも、キーパーのヤン・オブラクと衝突した。

13分、ブルーノ・フェルナンデスの低いクロスをニアポストで受けたエランガがシュートを放つが、オブラクの正面を突いてしまう。

その3分後、守勢だったアトレティコが反撃に転じる。ロドリゴ・デ・パウルが長距離から放ったシュートは、ダビド・デ・ヘアがはじき返し、ストレトフォード・エンド正面の右に弾き出された。

21分、フェルナンデスとホセ・マリア・ヒメネスが空中戦で足を絡ませた。イーストスタンドのユナイテッドファンとサー・ボビー・チャールトンスタンドの下半分は、ブルーノがPKを要求していると思ったはずだ。

しかしPKは与えられず、33分、アトレティコはジョアン・フェリックスがゴールネットを揺らしたがオフサイドと判定され、スペインのファンたちの歓声は鳴りを潜めた。

しかし、ハーフタイムの4分前にアトレティコが先制する。

このゴールに関しては賛否両論ある。ユナイテッドの攻撃時にヒメネスがエランガにファウルをしたように見えたが、レフェリーのスラブコ・ヴィンチッチが笛を吹かなかったことに選手たちは激怒していた。スロベニア人審判は笛を吹こうとしたように見えたが、そのままプレーを続け、数秒後、抜け出したロディがノーマークの状態でファーポストにボールを蹴り込んだ。

フェルナンデスの低い弾道のシュートは惜しくも枠を外れ、ユナイテッドは同点に追いつくことができないまま前半を終えた。

後半-マドリーの抵抗を断ち切れず

後半は完璧なスタートを切りそうだった。フェルナンデスのバックヒールに反応したエランガが、マーカーをかわして低い弾道のシュートを放つが、ファーポストをかすめる。非常に惜しい場面だったが、ユナイテッドの攻撃に勢いをつけるには十分ではなかったかもしれない。

アトレティコはボールをキープしてユナイテッドのテンポを乱し、すべてのセットプレーで時間をかけるなど、欧州屈指のチームとして力を発揮。

59分、右サイドからダロトが上げたクロスをジェイドン・サンチョが見事なボレーシュートで合わせるが、これはバーをかすめる。もしサンチョがより抑え気味のシュートを放ってネットを揺らしてい���としても、オフサイドの判定で取り消されただろう。

このプレーはオールド・トラッフォードの観衆を奮い立たせた。しかし、アトレティコは63分、デ・パウルのコーナーキックからヒメネスがヘディングシュートを放ち、再びゴールに迫った。

ラングニック監督はその後、エランガ、スコット・マクトミネイ、フェルナンデスに代わってマーカス・ラッシュフォード、ネマニャ・マティッチ、ポール・ポグバを投入。

アトレティコはカウンターアタックで危険な存在であり、交代後すぐにジョアン・フェリックスがデ・ヘアのチップを狙うなど、ユナイテッドは慎重にならざるを得なかった。その2分後、アレックス・テレスのフリーキックにDFラファエル・ヴァランヌが頭で合わせるなど、得点を感じさせるシーンもあった。

80分にはダロトも遠目から直接シュートを狙う。

ラングニック監督はマグワイアを下げ、フアン・マタをピッチに立たせた。時間が経つにつれて、テクニカルディレクターで元選手のダレン・フレッチャーがイエローカードをもらい、ピッチの内外でフラストレーションが溜まっていたのは明らかだった。

延長戦に持ち込むための劇的なゴールが期待され、最後のプレーで勝ち取ったコーナーキックにデ・ヘアも加わったが、ボールはオブラクに。

ドラマは生まれず、失望だけが残り、ユナイテッドの敗退が決まった。

後半に同点ゴールを狙ったロナウド

試合情報

ユナイテッド:デ・へア、ダロト、ヴァランヌ、マグワイア(C)(84分にマタ と交代)、テレス、フレッジ(75分にカバーニと交代)、マクトミネイ(67分にマティッチ と交代)、フェルナンデス(67分にポグバ と交代)、エランガ(67分にラッシュフォード と交代)、ロナウド、サンチョ

出場機会のなかったサブ:ヘンダーソン、ヒートン、バイリー、ジョーンズ、リンデロフ、ワン・ビサカ、リンガード

イエローカード:マティッチ、ダロト

アトレティコ・マドリー:オブラク、ヒメネス、デ・パウル、コケ(C)(80分にコンドグビア と交代)、ジョアン・フェリックス(89分にフェリペ と交代)、グリーズマン(93分にコレア と交代)、レナン・ロディ、ジョレンテ、サヴィッチ、エレーラ、へイニウド

出場機会のなかったサブ:ルコント、クリスチャン、スアレス、エルモソ、セラーノ、モレノ、マルティン、ゴンサレス、カマラ

得点:レナン・ロディ(41分)

イエローカード:デ・パウル、エレーラ

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