テレス出場のブラジル代表がペルーに勝利
マンチェスター・ユナイテッドに新たに加入したブラジル代表のアレックス・テレスが、リマで行われたワールドカップ予選の対ペルー戦の後半戦に出場し、4-2での勝利に貢献した。
先週、ポルトからの移籍が決まった左サイドバックは、アトレチコ・マドリーのレナン・ロディに代わって69分から出場。ブラジル代表での3キャップ目を獲得した。
テレスが投入された時のスコアは2-2。ホーム側はアンドレ・カリージョとレナト・タピアの得点でリードを奪うも、ネイマールのPKとリシャルリソンのゴールでブラジルが同点に返していた。
テレスのプレータイムは20分ほどだったが、効果的なパスやチャンスメイクなど際立った活躍を見せ、追加点をアシストするクロスも献上した。
先週の、同じく2022年のワールドカップ予選、対ボリビア戦にも5-0で快勝しているチッチ率いるブラジル代表は、このペルー戦の勝利で勝ち点を6に伸ばした。
後半戦にも再度ペナルティキックを決めて代表での得点数を63としたネイマールは、ロナウドを抜いて、ペレに次ぐ2番目の歴代最多得点者に躍り出た。アディショナルタイムにはハットトリックを完成させ、ブラジルを4-2の勝利へと導いた。ブラジルは10チームからなるCONMEBOLの予選グループで首位に立っている。
リオネル・メッシのアルゼンチンも同夜、ボリビアに2-1で勝利をおさめ、ブラジルと同勝ち点につけている。