ユナイテッド

スールシャール監督がミラン戦を総括

土曜日 03 8月 2019 22:17

オーレ・グンナー・スールシャール監督は、プリンシパリティ・スタジアムで行なわれたACミランとの一戦をPK戦の末に勝利後、マンチェスター・ユナイテッドが実力を証明できたと語った。

14分にマーカス・ラッシュフォードのゴールで先制した試合は、その12分後にスソの得点で振り出しに戻った。その後サム・カスティジェホのヘディングシュートがビクトル・リンデロフディフレクトして決まって逆転を許したものの、ジェシー・リンガードのゴールで再び同点となり、PK戦にもつれた。

ダニエル・マルディーニのPKをダビド・デ・ヘアが阻止し、5人目のダニエル・ジェームズが決めて、ユナイテッドが勝利。

監督は、試合後MUTVのインタビュー、会見で、試合内容、レスター・シティーのハリー・マグワイア、ポール・ポグバの欠場、来週オールド・トラッフォードで開催されるチェルシーとのプレミアリーグ開幕戦などについて語った。

気持ちの強さを示した

エリック(バイリー)が離脱したような形で選手を失えば、決してハッピーにはなれない。我々は、シーズン開幕戦に向けて全員がフィットな状態になることを目標にしていたので、これは痛手でしかない。これまでの5週間は順調で、あと1週間準備期間がある。気持ちの強さを示せたと思うので、勝ち点を獲得できるリーグ開幕に向けて、これを継続させたい。勢いをつけてスタートできるのは良いことだ。この5週間で選手たちも自信を得られたように、今の流れを維持しないといけない。

オーレはマグワイアの獲得を希望

 細かい部分も決まって、近日中に発表できればと思う。まずは詳細の部分を詰める。ただ、彼は夏の間に数試合しかプレーしていないので、(チェルシー戦に出場可能かどうかを判断する上で)状態を見極めないといけない。

ポグバの欠場

ポールは来週早々に練習に復帰する。ケガではなくて、痛みを感じている状態だ。今週末にリスクを冒すべきではないと判断した。(チェルシー戦には)出場できるだろう。そうであって欲しい。ポールとは練習後に話して、フィーリングが良くないということだった。

ポジティブな結果

 今日も良い練習になった。ただ、アップダウンがあって、安定していなかった。試合の入り方はまずまずだったが、失点してからは落ち着かない時間帯もあった。そこから立ち直って、後半は良かった。その点は非常にポジティブだったと思う。

互いに選手交代をして流れが変わった。選手交代が上手くいって、力強い形で試合を終えられたと思う。良い練習になった。

PK戦

 完璧! 若い選手がPKを決める姿を見られるのは良いもの。ダン(ジェームズ)、アンヘル(ゴメス)、メイソン(グリーンウッド)らヤングガンが上手く決めてくれた。PK戦への準備も万全だ。

勝ち点は関係ない試合でも、地元で6万5000人のファンが試合を観戦してくれて、彼(ジェームズ)も少しナーバスになっていたと思う。それでも上手く対応していた。

ACミラン戦ハイライト 動画

ACミラン戦ハイライト

ラッシュフォード 、リンガードのゴールシーン、PK戦を振り返る。

メイソンの長所は気持ちの強さ

彼は、どういう状況でもピッチの上で物怖じしない。これまでの人生を通してやっていることなのだから、物怖じすべきではない。彼は、指導しているコーチのように、両足で力強いシュートを蹴れる! 左右の足で強いシュートを蹴れる選手で、打つ直前にどちらの足で蹴るかを判断しているのだと思う。

プレミアリーグ

 ここまでは順調だ。順調に進んでいる。今日の試合をもって最終的な準備が整うわけでもなく、シーズンを通じて、毎試合を通じて成長しないといけない。次の試合に向けた準備はできている。フィットな状態だし、試合がしたい。(チェルシー戦は)オールド・トラッフォードでのファンタスティックな1日になる。

(開幕戦メンバーについては)もちろん考えている。この5週間は順調で、何人かはメンバーに加わるために素晴らしいプレーをした。最初の段階では、時間が必要と考えていたので、彼らのことは考えていなかったかもしれない。しかし(開幕戦までの)8日間は、十分な時間だ。

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