監督がノリッジ戦を総括
オーレ・グンナー・スールシャール監督は、マンチェスター・ユナイテッドがノリッジ・シティーを2-1で下してエミレーツFAカップ準決勝に勝ち進んだ結果を喜んだ。
オディオン・イガロの得点で先制するも、トッド・キャントウェルに同点弾を許し、試合は延長戦にもつれた。退場者を出して一人少なかったノリッジも粘ったが、ユナイテッドはハリー・マグワイアの決勝点により準決勝進出を決めている。
監督は試合後にBBC Sport、MUTVとのインタビュー、そして会見で120分に及んだ熱戦、イガロのパフォーマンス、選手のコンディションなどについて語った。
勝ち上がれて嬉しい
これがカップ戦。素晴らしい内容ではなかったし、チャンスも作れなかったが、ボールを保持できた。ベスト4に進出できて良かったし、多くの選手にとって実戦の機会になった。ハリー・マグワイアがゴールを決めてくれた点も良かったね。
出場機会
カップ戦で重要なのは、勝ち上がること。けが人を出さず、選手に出場機会を与えられた。マッチフィットネスを上げるのに実戦の機会が必要な選手もいる。それに勝ち上がれたので良かった。
イガロのフィニッシュ
片方の目でボールを見て、もう片方の目で近づいて来ていたキーパーとディフェンダーを見ていたのだと思う。素晴らしかった。2点目にも絡んで、ハリーが見事に決めてくれた。ヘディングでのゴールを期待したかもしれないが、きっちり相手陣内に入って決めてくれた。
数的有利
(もし自分が出場していたら)もっと早く点を決めただろうね! 点を奪いに行かないといけない。一人少なくなれば、相手にとってはより難しくなる。延長の30分では、いかに相手を攻略するかを考えた。相手にイージーにプレーさせるのではなく、ボールを動かし続け、走り続けてチャンスを作れればと思った。実際に、そういうプレーになった。
マグワイアのゴール
異なる2つの得点だね。トレンメア戦では予想していなかった形だったし、今日はヘディングで決めると思われたが相手のキーパーの素晴らしいセーブがあった。ハリーは、チームに加わってからずっと素晴らしい。リーダーシップを発揮してくれている。今日の試合ではヘディングでの競り合いに全て勝ち、相手からボールを奪った。
ローテーション
オプションが多いのは嬉しい。オディオン・イガロのおかげでローテーションの機会を得た。彼は力のあるゴールスコアラーで、役割を担ってくれた。それに人間性も素晴らしく、ドレッシングルームにいてくれると助かる。
マルシャル
交代出場して素晴らしい仕事をしてくれた。スプリント、ターンなどで違いを生み出してくれた。彼の存在はポジティブだった。相手が10人で、30分あったので、攻め続けてチャンスをものにしないといけなかった。
今後
次はウェンブリーで、決勝まであと1勝だ。これからも適切な準備をする。
勝ち続けていると、次の試合が楽しみになる。今日の試合を見てもらえれば、もっと良いプレーができるとわかってもらえるだろう。しかし、勝ち上がれたので、全員笑顔で家に帰れる。