負傷者続出もオーレの前向きな気持ちがあれば問題ない
普段なら、金曜日はマンチェスター・ユナイテッドにとって会見が行われる日だが、今週はインターナショナルブレークの折り返しということで、監督が話す機会は設けられていない。
オーレ・グンナー・スールシャールは、Aonトレーニングコンプレックスでカメラ、マイク、リポーターから離れられて喜んでいるかもしれないが、もし会見が行われていたら、ファーストチームの負傷者について聞かれていただろう。
日曜にはアントニー・マルシャルがフランス代表から負傷により離脱。月曜にはルーク・ショーが同じく負傷によりイングランド代表を離れ、その2日後にはネマニャ・マティッチがセルビア代表の試合を欠場することが明らかになった。
そして木曜日には、イングランドのガレス・サウスゲート監督が、フィットしていないマーカス・ラッシュフォードをユナイテッドに帰したことを発表。
さらに、スコット・マクトミネイも食あたりに苦しむ始末で、昨夜のカザフスタン戦で交代した際、ドレッシングルームに直行した。
Still carrying my injury from last week so will be supporting the boys from home, come on @England ⚽🛋 #ThreeLions
— Marcus Rashford (@MarcusRashford) March 21, 2019
ポジティブなメンタル
オーレは、暫定監督に就任後、前向きな姿勢で目の前の問題に取り組んでいる。こうした姿勢が重要なのだ。
仕事に戻り、ハードに取り組み、目の前の試練に立ち向かう。
これこそ、スールシャールがチームに繰り返し伝えている考え方だ。監督は、インターナショナルブレーク前にも、選手たちに次のメッセージを送った。
「オフを取る選手も、代表に合流する選手も、満面の笑顔で戻って来てもらいたい」
サポーターから支持されているクラブレジェンドなら、このコメント通りに行動し、オールド・トラッフォードで行われるワトフォードとのプレミアリーグ戦に備えるに違いない。
休んでリチャージ
今のところ今回のブレークはユナイテッドにとって優しいものではないが、この2週間は多くの選手にとって大きな意味を持つ。シーズン終盤に向け、エネルギーの充電になるからだ。
レギュラーのDFアシュリー・ヤング、ビクトル・リン���ロフ、クリス・スモーリング、それに中盤で戦うMFのアンデル・エレーラとアンドレアス・ペレイラ、フレッジにとっても恵みの休養になる。
前線では、フアン・マタが充電期間として使い、イングランド代表に招集されなかったジェシー・リンガードは、フィットネスレベルを上げるために努力を続けている。
来週の今頃は、スールシャール監督がメディアの前に座り、チームのフィットネス状況について、良い報せを伝えてくれるはずだ。
オーレはポジティブな物の見方をする。だから、我々もそうあるべきなのだ。
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