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ショー

オピニオン:ショーのルネッサンス

土曜の試合でルーク・ショーは、チームになくてはならない存在だった。

ルーク・ショーが、オールド・トラッフォードの選手用トンネルの脇にしつらえらえた、試合後の取材エリアに姿を現したのは、マンチェスター・ユナイテッドがスパーズ戦を終えてから90分以上たってからだった。

選手たちから一言コメントをとろうと待ち続けていた数人の記者たちは、3-0で敗戦という残念な結果ながらもショーが取材に応じてくれることを願っていた。

しかし、ようやく現れた彼は、報道を断った。すでに彼はテレビ用に8つもの試合後インタビューをこなしていたのだ。

ショー「ファンに謝罪したい」 article

次戦のバーンリー戦での挽回を誓うショー

残念ではあったが、報道陣は彼の真摯な謝罪を受け入れた。実際、我々の多くは、彼にインタビューできなかったことを悔やむより、彼個人としてはルネッサンスとも呼べる再生の時を謳歌していることに喜びを感じていた。

ショーがスパーズ戦のあとでこれほどメディアから引っ張りだこだったのは、彼がこの試合でもっとも目立った活躍をした選手だったからだ。多くの人々が、彼がこの試合のマンチェスター・ユナイテッドのマン・オブ・ザ・マッチであると確信していた。

試合終了の笛が鳴ったとたん、ジョゼ・モウリーニョが一直線にルークのもとへ歩み寄ったこともそれを象徴している。

肩に手を回して若きディフェンダーを労ったモウリーニョは、試合後のMUTVとのインタビューでも、いかに彼のパフォーマンスに満足したかを語っていた。

「とくに彼(ショー)のパフォーマンスには満足している。彼に言ったよ。『これ以上はできないというほどのプレーだった』と。彼は結果には落胆していた。当然だろう。しかし同時に、彼は自分が開幕からのこの3試合で素晴らしいプレーをしたということも認識すべきだ。彼については非常に満足している」

開幕戦のレスター・シティー戦で決勝点を挙げたときの、ルークの嬉しそうな顔を見るのは非常に喜ばしかった。それだけに、彼自身のパフォーマンスは素晴らしかったのに、結果が振るわず晴れやかな笑顔になれない彼を見るのは残念だった。

ルーク・ショーについてジョゼ・モウリーニョのコメント 言う

「結果には落胆していた。当然だろう。しかし同時に、彼は自分が開幕からのこの3試合で素晴らしいプレーをしたということも認識すべきだ。彼については非常に満足している」

月曜の試合にはイングランド代表のギャレス・サウスゲイト監督も視察に訪れていた。これで木曜に発表される代表メンバーにショーが呼ばれなかったら驚きだ。イングランドはウェンブリー・スタジアムでUEFAネーションズリーグ・インターナショナルのスペイン戦、レスターの本拠地、キング・パワースタジアムでスイス戦を戦うが、ショーにはメンバーに選ばれるだけの価値は十二分にある。

来月のスイス戦は、ショーのフットボールキャリアが暗転してからほぼ3年めにあたる。3年前のこの頃、当時のルイ・ファン・ハール監督のもとで、ショーは徐々にレギュラーメンバーとしての地盤を築いていた。しかしその矢先、ユナイテッドで2年目を迎えたシーズンの初旬にチャンピオンズリーグで対戦したアイントホーフェン戦で足に複雑骨折を負ってしまう。それが、ショーの怪我との長いバトルの始まりだった。

トッテナム戦ハイライト動画

この夏のアメリカツアーの最中に応じたインタビューの中で、ショーはその時のことを振り返っている。一部のメディアは、彼とモウリーニョとの間の確執を疑っていたが、ショーが監督から激励のメッセージをもらったというエピソードを明かしたことで、その噂も一蹴された。

さらに彼がこれからのキャリアにフォーカスしているポジティブな印象も伝わった。そしてそれはまさしく、開幕からの彼のプレー姿勢に表れている。

ユナイテッドがいま、厳しい状況の中からどう這い上がるかを示すお手本を必要としているなら、ルークこそがその人材だ。

強靭なメンタルと揺るがない意志で状況改善に挑む、それはショーがまさに示していることだ。

オピニオンは、著者の個人的な見解であり、マンチェスター・ユナイテッド・フットボール・クラブの意見を反映したものではありません。