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ポグバ「若手の起用はクラブのカルチャー」

ポール・ポグバは、マンチェスター・ユナイテッドが1937年から毎試合で生え抜き選手を起用している伝統を「本当に素晴らしいこと」と称賛した。そして、その大記録の一部になれたことを誇りに思っている。

ポグバは、MUTVのスチュワート・ガードナーとの独占インタビューに応じ、2009年にクラブに加入後、ユナイテッドのユースでの経験について語った。

ポグバは、クラブの伝統を称えると同時に、現在の若手もユナイテッドの歴史に名を残す素晴らしいチャンスに恵まれていると信じている。

ポール、今週は1937年から続いているファーストチームで4000試合連続して生え抜き選手を起用している記録を祝す1週間です。この記録を信じられますか?
(1937年に)僕はどこにいたかな(笑)!? 信じられない記録。これがこのクラブのアイデンティティであり、カルチャーでもある。常に若い選手がファーストチームに引き上げられることは話題になるし、それを継続している。このクラブの素晴らしいところ。それが1937年から続いているんだね。今の若手のため、次の世代の選手がファーストチームでプレーするためにも、続けていきたい。

10年前、16歳の時にクラブのアカデミーに加わったときの印象は?
クラブに加わったときは、全てが大きく感じた。トレーニンググラウンドも、選手も、ピッチも大きかった。いつも目を丸くしていたよ。初めてユニフォームを着た瞬間、「Wow、マンチェスター・ユナイテッドに加入したんだ」と思った。信じられなかったね。ファーストチームの練習に参加したのが17歳のときで、ヴィダ(ネマニャ・ヴィディッチ)、パク・チソンがいた。ヴィダはタフで、強かった! ファーストチームに入るには、もっと練習しないといけないのはわかっていた。幼かった自分にはとても良い経験になった。16歳で加わって、あらゆることが大きくて、トッププレーヤー、トップの監督と出会えた。そういう環境が練習から整ったのは、自分にとって夢が叶ったようなことだった。

加入した当初、クラブからの手助けはあった? 当時はまだそこまで英語を話せなかっただろうし、新たな国に移ったのは辛かったのでは?
大変だったよ。そこまで英語を話せなかったけれど、地元の学校に通ったのが良かった。ドレッシングルームでみんなと話すのが、一番の勉強になると思う。まずは悪い言葉から覚えていくけれどね(笑)。みんなに助けてもらった。ジョシュア・キングと一緒にいる時間が多くて、彼のおかげで英語が上達した。それにライアン・タニクリフェ、ジェシー(リンガード)もね。いまだにジェシーはマンチェスターのアクセントが強いし、話すのが早いから何を言っているかわからない(笑)! 何と言っているのか考えないといけないよ! 彼にも色々と助けてもらった。

若い頃に指導を受けた中で、あなたにとって一番大きかったコーチは誰?
ジム・ライアン、ポール・マクギネスにもお世話になったし、それからはウォーレン・ジョイスにも教えてもらった。フランス出身の16歳が異なる文化に触れて、異なるフットボールをプレーするには、対応する時間が必要。選手と同じように、コーチにもたくさん助けてもらった。彼らの指導を受けられて良かった。ポールとジムの下でユースカップ優勝を果たせたときには、2人のおかげで上手くなれたよ。

クラブに加わったとき、ユナイテッドの歴史については教えてもらいました?
ええ。ジム・ライアンから多くのことを教えてもらった。彼は以前ユナイテッドでプレーしていて、「このクラブでは、若手がファーストチームに昇格するチャンスがある」と言われた。それがクラブのアイデンティティとも言っていた。彼は、ほかにも練習を一生懸命にすること、パスを出すこと、パス・アンド・ランについても言っていたね。パット(エヴラ)、リオ(ファーディナンド)、それにベルバ(ディミタール・ベルバトフ)にも教えてもらった。彼らにもクラブの歴史について教わった。同じフランス人ということで、パットはいつも僕に話をしてくれたよ。それにもちろん、ボス、サー・アレックス・ファーガソンの話も聞いた。ボスは、リザーブの試合や、FAユースカップの試合も観に来てくれた。そのときはメッセージももらえたし、カップ戦にも帯同させてもらった。若い選手が関係しているのは、このクラブの歴史。いつだって、そうなんだ。

2011年にシェフィールド・ユナイテッドに勝利してユースカップ優勝を果たせたのは、大きな経験だったと思います…
ハリー(マグワイア)が対戦相手にいたんだよ! 僕たちのチームは優秀だった。それからファーストチームでプレーした選手も、他チームに移籍した選手もいる。ウィル・キーンはファーストチームでプレーして、ハルに移籍した。マイク・キーンはエヴァートンでプレーしているし、ジェシー、僕、サム・ジョンストン、タイラー・ブラケット、ラブ(ラヴェル・モリソン)、ラーネル(コール)、ライアン・タニクリフェも現役を続けている。良いチームだったよ。

今の自分にとって、アカデミーで揉まれ、育成された経験はどれくらい重要?
加入した当初から、どういうプレーをすれば良いかを教えられた。どのコーチも、ファーストチームでプレーするための準備の仕方を教えてくれた。ウォーレン・ジョイスは、ファーストチームでプレーする準備のために厳しく指導してくれた。ファーストチームは常に4-4-2のフォーメーションでプレーしていて、自分たちも同じやり方でやっていた。そうすることで、ファーストチームに呼ばれても、ピッチで何をすれば良いのか迷わずに済む。

オーレは若い選手の力を信じています。アカデミーからファーストチームに上がれる道があるのは、選手にとって大きなことですか?
ファーストチームに来る若手にいつも話していることがあって、「どれだけ幸運かわかっていないだろ」という話をしている。けが人が多くて、若い選手に大きなチャンスが与えられる。良いプレーをすれば、ファーストチームに残れるチャンスも出て来る。だから彼らには、「この運、チャンスを生かさないといけない。ほかの選手が出場できる状態になるまでが肝心なんだ」とね。負傷者が出て、若い選手が素晴らしいプレーをして、そのまま引退するまでファーストチームに残ることもあるかもしれない。だから若い選手には「準備を整えて、どんなときもチャンスを生かすんだ」と言っているよ。それだけの力があるのなら、チャンスを生かして、楽しむべきでしょ?

ブランドン、メイソンらは、そのチャンスを生かせていますよね?
確かに。メイソンには練習で初めて会ったし、ブランディ(ブランドン・ウィリアムズ)、ジミー(ガーナー)、アンヘル(ゴメス)、チョンギー(タヒス・チョン)、彼ら以外の選手も見て来た。アクセルもだけれど、彼が若手の頃を知らない。だから彼は、長い間ファーストチームでやっている選手。ティモ(ティム・フォスメンサー)もだね。彼らには、ファーストチームでやれる力がある。出場機会を与えられているのだから、ピッチに立ったら楽しんで、ハードに取り組まないといけない。メイソンはゴールを決めていて、ブランディはすでに半年はファーストチームでやっているような感じ。それがこのクラブで大事なことで、監督が求めていること。

みんな、あなたを尊敬していますよ。
僕も歳をとったかな(笑)!

まだ26歳ですが、若い選手の力になったり、助言できると感じている?
助けられればと思うし、力になりたい。世界で最も大きなクラブの一つで、歴史上最も大きなクラブかもしれない。そういうクラブにいるチャンスを得ているんだ。彼らには「チャンスを生かして、プレーしろ。若くて、力があって、恐れるものもない」と言っているよ。ピッチ内外で彼らの模範になりたい。僕はまだ年寄りとは思っていないけれど、若い選手が、いつの日か自分のポジションに立つことを望んでいる。それが、あるべき形。一生現役を続けるわけではないからね。僕たちはピッチで全力を尽くす。若い選手には、このクラブのレジェンドになってもらいたい。ここでのプレーを楽しんで、目の前にあるチャンスに感謝してもらいたい。

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