マクトミネイ「新監督になって全員がハッピー」
スコット・マクトミネイは、ツアー2022のプレシーズンゲーム後、新監督のエリック・テン・ハフを称えた。
マンチェスター・ユナイテッドは、Aリーグのメルボルン・ビクトリーを相手に苦戦。ビクトリーは先制後に自陣に退いて守る戦術を用いた。
それでもユナイテッドは、マクトミネイのゴールで同点に追いつくと、アントニー・マルシャルとマーカス・ラッシュフォードが追加点を決め、エドモンド・ルパンクのオウンゴールにより4-1で勝利。プレシーズンマッチ2試合で2勝をあげている。
スコットは、オーストラリアのチームとの試合は、カウンタープレスよりも、ボールを持っていない状態でチームの形を取り戻せたことに対して新監督のアイデアを実行する最初の機会となったため、長い目で見ればテン・ハフのチームにとって有益であると説明している。
「新しい監督が来ると、新しいアイデアや、監督が僕らに何を求めているか、少し違ったフォーメーション、違ったアイデアなど、受け止めなければならないことがたくさんある」
「それを繰り返しやらないといけない。今夜の試合は、チームにとって良いテストになると思う」
「彼らは少し深い位置でプレーしていて、崩すのが難しい。(それ故に)違った手法で相手のボックス内に入って、得点機会を生み出さないといけなかった」
「新しい監督になって細かいところまで気を配ってくれるようになったし、全員がハッピー。それに、みんなフィットしている。僕やチーム全体の状態も上がる。これも、今後に生きる」
マクトミネイは、ユナイテッドがビクトリーの守備にどう対応したかを説明。彼によれば、忍耐力が鍵になるという。
「彼らは2つのブロックを敷いていて、ピッチの真ん中を使うのが難しかった」
「ライン間にかなりの人数がいて、そのためにサイドに回らざるを得なかった。5バックのチームを崩すには、それが一番いい方法だと思う」
「ハーフタイムに監督もそう言っていた。1-0で負けていたときにも、パニックにならず、忍耐を保った」
「改善できる点はあるし、楽しみでもある」
39番は、チームの改善点は多いと見ている。この夏、ユナイテッドが取り組んできたことのひとつに、攻撃時にペナルティエリアにより多くの選手を送り込むことがある。
それは直近勝利でも明らかになったことであり、テン・ハフがユナイテッドでやりたいことでもある、とスコットは言う。
「相手の守備を崩すため、僕も含めて全員が一時的に後ろに下がる動きだったり、自分だけでなく全員がボックス内に入ることが大事。もっとゴールを決められると思うし、それは選手全員でやること」
メルボルン・ビクトリー 1-4 ユナイテッド
記事ツアー2022 2試合目も快勝。
「監督も、より多くの選手がボックス内に入ることを望んでいる。それが得点が生まれる場所だし、何より大事なこと」
「監督が言うディテールはわかりやすい。それは、プレシーズンにおいて最も意味のあることの一つ。監督のアイディアが一度に出てきて、僕たちも取り入れることができるのだから」
ユナイテッド対クリスタル・パレスの視聴方法
ツアー22の次のテストは、わずか4日後、同じプレミアリーグに所属するクリスタル・パレスとの対戦になる。この試合もメルボルン・クリケット・グラウンドで行われ、火曜日(7月19日)日本時間19:10 にキックオフされる予定だ。
パレス戦を含め、プレシーズンゲームはすべてMUTVで生中継される予定で、現在アプリとManUtd.comで視聴可能だ。