ラルフが暫定監督として最後の試合を指揮
セルハースト・パークでの試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、マンチェスター・ユナイテッドで28試合指揮を執ったラルフ・ラングニックの暫定監督としての仕事は終了した。クラブは、ラルフが2021-22シーズン終了までチームの舵を切ってくれたことに感謝している。
ユナイテッドが新監督を選定するまでの変換期の間、ラルフが行ったハードワークには尊敬と感謝の念しかない。
ラルフは、着任後に行われた12月の初戦と同じ相手(オールド・トラッフォードで1-0で勝利)、クリスタル・パレスとのアウェイ戦をもって、暫定監督としての任期を終えた。先月、ラングニックはオーストリア代表の新監督と並行して、ユナイテッドでコンサルタントとしての仕事を続けることが発表された。
ラルフは、着任後プレミアリーグの最初の4試合で勝ち点12中10を獲得しポジティブなスタートを切ったが、最終戦前に行われた最後の試合前インタビューで、その後のFAカップとチャンピオンズリーグでの敗退が、リーグ戦での自信喪失に繋がったと認めた。しかし、エリック・テン・ハフ新監督のもと、ユナイテッドの未来は明るいと信じている。「今シーズンの経験、この6ヶ月間ではなく、この12ヶ月間の経験を正当に評価するならば、ポジティブだと思う」とラルフはMUTVに語った。
クリスタル・パレス 1-0 マンチェスター・ユナイテッド
記事プレミアリーグ 2021-22シーズン最終節はアウェイで敗戦。
「エリックと一緒に立て直すことができると前向きに考えている。アヤックスでの数年間で、彼は近代的な指導者で、ヨーロッパで最高の監督の一人であることを証明した。ここにはすべての設備が整っている。スタジアムは8万人も収容可能で、ホームゲームのチケットはすべて完売する。練習場も充実しているし、スタッフも優秀だ」
「マンチェスター・ユナイテッドのようなク���ブが必要とする質の高いメンタリティーの選手を次の移籍市場で獲得できれば、マンチェスター・ユナイテッドをこのリーグのトップに戻すことができると確信している」
新監督のもとでの新たなスタートを前に、改めてラルフがこの6ヶ月間で取り組んだハードワークに感謝します。
オーストリア代表のUEFAネーションズリーグでの活躍を祈るとともに、オールド・トラッフォードで再会できることを楽しみにしています。