マラシアが復帰戦で45分出場
タイレル・マラシアが長期離脱から復帰し、木曜に行われたボド/グリムト戦(3-2でマンチェスター・ユナイテッドが勝利)で45分間プレーした。
先発出場したマラシアは、550日ぶりにファーストチームでプレー。
膝の手術を受けたマラシアは2023年5月から2024年11月にかけて72試合欠場していた。2週間前にはハダースフィールドでU-21チームの試合に45分間だけ出場したが、ようやくファーストチームで復帰を果たした。
ルベン・アモリム監督は、オールド・トラッフォードでの初采配となった一戦でマラシアを左ウイングバックとして起用。
マラシアは試合開始わずか9秒後にボールに触れ、その直後にアレハンドロ・ガルナチョのゴールでユナイテッドが先制した。
マラシアは常にサイドのスペースにいて、特に前半の後半ではブルーノ・フェルナンデスが彼を見つけることが多かった。
その前にはハコン・エヴジェンとフィリップ・ツィンカーナゲルが立て続けに得点し、ボド/グリムトに逆転を許した。
25歳のマラシアは動じることなく、前半終了間際にラスムス・ホイルンドのゴールで同点に追いつく攻撃の一翼を担った。
マラシアは前半38本のパス中37本を成功させ、2度のチャンスを作り、2度のタックルを成功させた。
長期離脱からの完全復活を目指す課程にいるマラシアがハーフタイムにディオゴ・ダロトと交代したのは当然のことだったかもしれない。マラシアはベンチで、メイソン・マウントのパスとマヌエル・ウガルテのピンポイントクロスによる素晴らしいチームプレーの末に生まれたホイルンドの2点目を最高の席で目撃した。
そのゴールが決勝点となり、アモリム監督にとってホーム初戦はハッピーエンドで幕を閉じた。