リンデロフが考える最も技術に秀でた選手は？

チェルシー時代に何度も苦しめられたアザールに対しては、ジョゼ・モウリーニョ体制時代の2017年、その脅威を無効化しようとアンデル・エレーラにマンマークを任せたほどだった。

アザールはキャリアを通じてユナイテッドと19回対戦し、8勝に貢献。5ゴールをあげた。

ビクトル・リンデロフは、リールで才能を発揮していた頃にユナイテッドが獲得を検討していたと言われるアザールのスキルを称賛している。

その後アザールは、レアル・マドリーに移籍。リンデロフは特集企画“パーフェクトプレーヤー”の質問に答えた際、アザールが対戦相手としていかに手強い存在であったかを明言している。

「技術？ テクニックに関して言えば、エデン・アザールはこれまで対戦した中で最高の選手の一人だと思う」

「つまり、彼が絶好調の時、ボールを持ってのプレー、ボールの動かし方、身体をくねらせ、ターン。彼は信じられないような選手だった」

「僕にとっては、それが技術。だから、彼を挙げるね」

アザールまだ32歳ながら先日現役引退を発表。しかし、プレミアリーグに足跡を残した。

そのほか、リンデロフは輝かしいキャリアで尊敬を集めた元イタリア代表選手の名前も挙げた。

スウェーデン代表キャプテンを務めるリンデロフは、アンドレア・ピルロの右足を称賛し、同じく元ACミランのパオロ・マルディーニをこれまで見た中で最高のタックラーに選んだ。

「僕はアンドレア・ピルロの大ファンなんだ。彼のプレーが大好きだった」