click to go to homepage
フィルターリスト

バイオグラフィー

今夏3人目となるマンチェスター・ユナイテッド新加入ネマニャ・マティッチは、影の立役者タイプだ。騒ぎ立てられることは少ないが、最大級の効率性でチームを機能させるタイプだ。

同じくセルビア出身で、かつてオールド・トラッフォードで大きなインパクトを残したネマニャ・ヴィディッチに似た名前だが、選手としてのタイプは大きく異なる。ヴィディッチと同様にタフで、徹底した戦士タイプだが、彼はホールディングMF。DFの前でスクリーンを張り、知性を生かすプレーを決める。 ユナイテッド内で似たタイプを例に挙げるとすれば、キャプテンのマイケル・キャリックになるだろう。29歳は昨シーズンのエミレーツFAカップ準決勝のトッテナム戦で大きなゴールを決め、4-2での勝利に貢献したものの、頻繁にゴールを決めるタイプではない。彼の長所は点を取ることではなく、知恵と鋭い洞察力を駆使して攻撃的な選手の力を生かす部分にある。 ジョゼ・モウリーニョ監督は、当然ながらマティッチの力を認める一人で、同選手は監督が最後にリーグ優勝を果たしたシーズンの中心的な選手だった。また、チームメートからの評価も高く、2014-15シーズンにはPFA年間ベストイレブンにも選出された。昨季はアントニオ・コンテの下でプレミアリーグ優勝に貢献。ユナイテッド内でマティッチよりもリーグ優勝を多く達成しているのはキャリックのみという事実からも、マティッチが優勝を知り、勝利のメンタリティを備えている選手ということがわかる。 セルビアのFKコルバラでシニアキャリアをスタートさせたマティッチが頭角を現したのは、スロバキアのコシツェでだった。弱冠18歳だった当時について、マティッチは「大きな変化だった」と振り返ったが、その賭けに勝った。以前マティッチを指導したアレン・ブラは、2013年にこう語っている。 「誰もマティッチを知らなかった。誰も彼を信頼していなかった。私は何年も前から、彼がヨーロッパでトッププレーヤーになると言い続けた。今の彼の立ち位置を見てもらいたい」 当時は攻撃的なMFだったマティッチはスカウトの目に留まるようになり、セルビアU-21で代表デビュー後、シニアレベルの代表にも召集された。2009年にはチェルシーが獲得したが、ケガで欠場することが多かった1年後には、多くの若手と同様にマティッチもフィテッセに期限付きで移籍。当時はフランク・ランパード、マイケル・エッシェン、ミヒャエル・バラックがプレーしていた影響で、なかなかチェルシーのファーストチームに割って入ることはできなかった。 2011年1月、ダヴィド・ルイスの売却をチェルシーと話し合っていたベンフィカが、マティッチを完全移籍で獲得することに成功する。この判断はチェルシーにとって後に高くついたが、マティッチは中盤の底という新たな役割で能力を開花させ、ポルトガルリーグでベストプレーヤーの一人という評価を得た。2013年には欧州戦での経験も積み、リーグの年間最優秀選手賞も受賞するまでに成長した。 同年ベンフィカはヨーロッパリーグ決勝にまで勝ち進み、チェルシーと激突。ブラニスラブ・イヴァノビッチのゴールにより、アムステルダム・アレーナでチェルシーが優勝したのだが、当時のブルーズには、後にユナイテッドでチームメートになるフアン・マタが所属していた。 10番のポジションから6番にコンバートしたことで成功を掴んだマティッチだったが、それもこれもベンフィカ監督のジョルジェ・ジェズスの一言が大きかったという。マティッチは、ポジション変更について「監督から『これからは守備的なMFとしてプレーしろ』と言われてね」と、当時を振り返る。「それで自分は、『俺がですか?』と答えた。そうしたら監督から『そうだ。そのポジションの方が、君は良いプレーができる』と言ってもらえたんだ」 「それまでに1度もプレーしたことがなかったから、初めは上手くいかないこともあった。でも、監督が僕を信じてくれた。僕の力を信じてくれて、『私の言う通りにプレーしろ。徐々に、プレーは良くなっていく』と繰り返し言ってくれてね。実際にそうなったんだよ」 2014年になると、チェルシーは2000万ポンドを超える移籍金でマティッチをイングランドの首都に呼び戻すことを決断。マティッチはモウリーニョ監督のチームで中心的な役割を担うようになり、2014-15シーズンのリーグ優勝に貢献した。 ジョゼは「彼はベストプレーヤーだ」と、マティッチを称賛。「彼は、選手にとって難しいシーズン中盤時期に移籍した。2013-14シーズン後半戦は成長するためだけにあったと言える。以前チェルシーでプレーしていたのだから、順応する必要などなかった。ただ、成長するだけだった。彼は大きな選手だが、それは身長を意味しているのではない。存在そのものの話だ」 2015-16シーズンのチェルシーは期待に応えられなかったものの、昨季マティッチはアントニオ・コンテの下で重要なポジションを務め、44試合に出場して2ゴールを記録。FAカップ準決勝ではワンダーゴールを決めている。そして、2017年7月、ユナイテッドでモウリーニョ監督と再びタッグを組む衝撃的な移籍が実現する。 ユナイテッドに加入後、マティッチはレアル・マドリーとのUEFAスーパーカップでいきなりのデビューを飾り、ウェストハムとのプレミアリーグ開幕節でも起用され、新天地でのリーグデビュー戦を飾った。 チャンピオンズリーグでも大半の試合に出場。欠場したのはグループステージ最終節のCSKAモスクワ戦だけで、セビージャとのラウンド16には2試合ともに出場した。 3-2で逆転勝利を収めたクリスタル・パレス戦では終了直前に決勝ゴールをマーク。その試合でのゴールは、2017-18シーズンのユナイテッド年間ベストゴールに選出されるなど、素晴らしい1年目を送った。

省略を読む About ネマニャ マティッチ
  • ポジション

    ミッドフィールダー

  • セルビア

  • 生年月日

  • 入団

  • ユナイテッドでのデビュー

    レアル・マドリード(N)

ジョゼ・モウリーニョ監督と再び仕事ができる機会を断ることなんてできなかった。

最新

候補

4選手がFIFProワールド11候補に選出 Article

ポグバ、マティッチ、ルカク、デ・ヘアが候補に選出された。

マティッチ

マティッチ「きっかけになる」 Article

マティッチがターフ・ムーアでの一戦を振り返った。

マティッチ
ネマニャ・マティッチ 言う

今回のパフォーマンスで、自分たちの力、優勝を狙えるチームということを証明できたと思う

マティッチ

マティッチが離脱 Article

W杯中の負傷によりマティッチが開幕戦を欠場する。

マティッチ

3選手が次戦を欠場へ Article

バレンシア、マティッチ、マルシャル最新情報

マティッチ

マティッチがチーム練習に参加 Article

アメリカ合宿に合流したネマニャ・マティッチがチーム練習に参加した

ジョゼ

クエイクス戦を総括 Article

ジョゼがクエイクス戦を戦った現在のチーム状況について語った

ロホ

W杯 16強 Article

ユナイテッドから11選手がラウンド16に進出。試合日程などを紹介。

マティッチ

ユナイテッドの選手が出場するW杯日程 Article

ユナイテッドの選手が出場する可能性があるW杯の日程をチェックしよう

マーカス・ラッシュフォード

2018 W杯ガイド Article

ユナイテッドの選手が出場する可能性がある試合日程をチェック

ロホ

各国代表戦日程 Article

ユナイテッドの選手が出場する可能性がある代表戦日程

マティッチ

マティッチ「来季は必ずトロフィーを」 Article

2年連続の無冠は絶対に避けなくてはならないとマティッチは語る

マティッチ

年間ベストゴールはマティッチ Article

パレス戦でのミドルシュートが年間ベストゴールに

オールド・トラッフォードでのマティッチ

中盤を司る男、マティッチ Article

3つの大会を戦う3月のキーマンはマティッチ

もっと見る