テレスが負傷したヒメネスにメッセージ
アレックス・テレスが、ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズのラウール・ヒメネスにエールを送った。
テレスは、ブラジルのグレミオでプレーしていた時代に負傷した傷跡が今も残っている。そのため、頭蓋骨を骨折したヒメネスの気持ちを理解している。
ヒメネスは、プレミアリーグでのアーセナル戦で負傷し、現在は母国で療養中だが、長期離脱する見込みとなっている。
現在チームメートのフレッジが当時所属していたインテルナシオナル戦で負傷したテレスは、当時を公式マガジンInside United最新号で振り返っている。
ELラウンド32情報
記事ヨーロッパリーグに回ることになったユナイテッドは、ラウンド32から同大会に出場する。
「傷跡はフットボールで負ったもの。グレミオ時代のダービーでね。フレッジは当時ライバルチームに所属していた」
「あれは、ハイボールに競った時で、インテルナシオナルの選手と頭からぶつかってしまった。顔面骨折で、(指をさし)ここだった。ウォルヴァーハンプトンのヒメネスが今週負ったケガに似ていた」
「顔のここと、鼻を骨折した。当時は複雑な心境だったけれど、欠場していた間に色々と学んだ。たしか、2ヶ月半から3ヶ月くらい休んだ。頭部の手術を受けて、頭蓋骨を整形してもらった。傷跡は僕のアイデンティティの一部。これからもケガをした時のことを忘れない一部分さ」
ヒメネスへのメッセージを求められたアレックスは、回復を願った。
「ラウールに言えるのは、これもフットボールでは起こり得る、ということ。ノーマルなことではないけれど、起こり得る」
「僕も経験した。彼の回復を心から願っている。必ず完治するし、神様のおかげで深刻なケガではなかったのだから、またプレーできる。彼が何よりも大好きなことができる。僕たち選手は、一つになって、彼の1日も早い回復を願うばかり」