ユナイテッド

オールド・トラッフォードの新計画について発表

木曜日 23 12月 2021 13:52

マンチェスター・ユナイテッドは、オールド・トラッフォードの近代化計画についての最新情報を発表するとともに、その過程では、サポーターの意見も取り入れていくことをあらためて明確にした。

クラブといくつかの建築会社やエンジニアリング会社との間で、このプロジェクトのパートナー候補としての資格を提示するための最初のミーティングが行われた。

マンチェスター・ユナイテッドのチーフ・オペレーティング・オフィサー(COO)、コレット・ロッシェは、クラブのファンズ・フォーラムのミーティングで、「これらのミーティングでは、エキサイティングな潜在的アイデアが得られました。ただ、まだ初期段階にあり、スケジュールについて話すのは時期尚早であることには留意する必要があります」と述べた。

ロッシェは、オールド・トラッフォードを近代化するための最良の方法についてはユナイテッドはオープンであるとしながらも、同じ敷地内にとどまり、さらにチームが移転する必要がないよう段階的なアプローチをとる意向であると話した。

 

ファンズ・アドバイザリー・ボードが始動

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サポーターとの対話を強化するために、7人のファン代表が任命された。

プロジェクトの範囲や予算、キャパシティ増加の可能性についてはまだ決定されていない。最終的なプランは「分析と協議に基づいて」行われ、「先入観や制限はない」とロッシェは述べている。

オールド・トラッフォードは、73,000人を収容する英国最大のクラブフットボール・スタジアムであり、ユナイテッドのホームグラウンドとして111年の輝かしい歴史を持つ、世界のフットボール界で最も象徴的なスタジアムのひとつだ。

何十年にもわたって様々な開発や再開発が行われてきたが、次の章に向けての計画が進むに従って、ファンとより密接な協議が行われるだろうとロッシェは話している。

「ファンズ・アドバイザリー・ボードにも参加してもらい、このフォーラムにも情報を提供するつもりです」と、最高執行責任者はフォーラムのメンバーに語った。

スタジアムの再開発計画は、クラブとファンの間の役員レベルの対話のための新たな場として来年初めに初会合を開く予定のファンズ・アドバイザリー・ボード(FAB)の重要な焦点となることが予想される。

ロッシェはFABの設立について、「英国サッカー界におけるファンエンゲージメントの新しいモデルを確立し、最終的にはクラブの意思決定を改善する歴史的な一歩」と述べている。

またロッシェは、クラブとマンチェスター・ユナイテッド・サポーターズ・トラスト(MUST)との間で進められている、ファン・シェア・スキームの提案についても最新情報を提供した。

これは多くの法的規制要因が絡んでいるため「複雑な仕事」であるとしながらも、順調に進展しており、協議は進んでいる段階にあるとCOOは話した。

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