ダビド

デ・ヘア「このままではいけない」

土曜日 09 4月 2022 17:16

ダビド・デ・ヘアは、マンチェスター・ユナイテッドがエヴァートンに敗れた後でも、伝えたいメッセージはシーズンを通して同じであると語った。

グッディソン・パークで1-0で敗れた試合では、デ・ヘアにはほとんど活躍の機会はなかった。唯一、アンソニー・ゴードンのロングレンジシュートがデフレクトしたボールが足元をかすめ、ゴールの左下隅に収まったときだけ、彼の牙城は破られた。

ピッチの反対側では、ユナイテッドの攻撃は鈍く、エヴァートンを崩すことができなかった。そしてデ・ヘアはそのことを敗因として挙げている。

「たしかに、またしてもお粗末なパフォーマンスだった」と彼はMUTVに語った。

エヴァートン 1-0 ユナイテッド

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「水曜日に試合をしたチームと対戦し、僕たちは、彼らが最初からとてもナーバスで疲れているように感じた。それでも、僕たちの力は十分でなかった。チャンスを作れず、良いプレーもできず、おそらくこれまでで最悪のシーズンの一つを送っているであろうエヴァートンに負けた。この事実を受け入れることはできない」。

序盤の10分間は互角の展開だったが、その後ユナイテッドが試合の主導権を握り、プレッシャーをかけた。マーカス・ラッシュフォードは、1度目はロングレンジから、2度目はヘディングシュートからゴールを狙ったが、2度ともジョーダン・ピックフォードに阻まれた。そして、相手の先制ゴールで試合の流れは逆転した。

「最初の20分、25分は我々がゲームをコントロールしていた」とデ・ヘアは振り返った。

「彼らは少しナーバスだったからね。けれど、ラッキーなゴールを決めると、今度は僕たちがもう負けてしまったかのようになった。1失点した時点で、そのようなメンタリティは持ってはいけない。いつも同じことを言うようだけれど、もっと改善しなければならない。自分たちが十分でないことは確かだ」。

「試合を通して、きちんとしたチャンスを作れなかったと思う。いくつかはあったけれど、決定的なものではなかった。正直なところ、何と言ったらいいのかわからない。とても悲しい。このクラブにはもっと多くの価値がある」。

「正直、後方から見ていて、自分たちに得点するチャンスはほぼないと感じていた。1-0、あるいは相手のカウンターで2-0もありうる、そんな気がしていた。後半はセーブの機会もなかった。前半に1度、そしてもう1つはデフレクトしたボールだった。でも、これじゃダメなんだ」。

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「ひどい気分だよ。サポーターは毎試合来てくれて、試合中ずっと、勝っていようが負けていようが関係なく、彼らは声援を送ってくれている。彼らの��持ちを想像すると、とても悲しい。サポーターにとっても、僕らにとっても、とてもつらいことだ」。

マンチェスター・ユナイテッドの次の試合はオールド・トラッフォードで、4月16日(土)15:00(日本時間23:00)、ノリッジ・シティーと対戦する。

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