監督はキャンプでの収穫を実感

1週間前、イングランドからスペインに向かった29選手の多くは、クラブのアカデミーから選ばれ、その大半はカディス、レアル・ベティスとの2度の親善試合で貴重な出場時間を与えられた。

12月10日（土）にエスタディオ・ベナト・ビジャマリンで1-0と敗れたが、監督は最初の試合と比較し、スコアラインだけでなく、改善された点が見られたと語った。

「我々は進歩した。見ての通り、我々は今回も若いチームだったし、彼ら（レアル・ベティス）は経験豊富なチー���だった」

「前半はまずまずの出来で、いい攻撃もできたと思う」

「カディス戦よりインテンシティも良かったし、前半は良かった」

ゴールレスで前半45分を終えたユナイテッドは、ダビド・デ・へアとアーロン・ワン・ビサカ、ビクトル・リンデロフら守備陣が作った流れに乗っていけるかと思われた。

しかし、デ・ヘアに代わって後半開始から出場したトム・ヒートンは、わずか15秒で最初のセーブを強いられ、その4分後には、2018年のフランス最後のワールドカップ優勝チームの一員であるナビル・フェキルがこの試合唯一のゴールを決めている。

「後半の入り方は悪かった。規律が乱れていた。これはカディス戦でも起こったことで、我々はステップアップしなければならない」

ユナイテッドはこの後マンチェスターに戻り、12月21日のシーズン再開に向けて準備を続ける。

「とても良い1週間だったと思うし、チームの精神状態もよかった」

「若い選手は本当によく、一生懸命にやってくれた。この1週間の主な目的はフィットネスを向上させることだったが、それは達成できたと思うし、成長も見られた」

「何人かの若い選手には、プレーの仕方やインテンシティーのあるプレーを教え、彼らがステップアップできるようにした」

「何人かの選手には、とても満足している。将来に向けて大きな収穫があった」