ポグバの目標はプレミアリーグ年間アシスト王！

夏の欧州選手権でも輝きを放ったフランス人MFは、その勢いを国内リーグでも継続したいと意気込んでいる。

リーズに5-1で勝利をおさめた開幕戦でも、ポグバはパーフェクトなパスで4得点をお膳立てし、レッズのオフェンスのキーパーソンとなった。

今季初のアウェー戦となった先週末のサウザンプトン戦(1-1)でも、彼のシンプルだが絶妙なタッチのパスがメイソン・グリーンウッドの同点打を引き出し、ユナイテッドは貴重な勝ち点１を手に入れた。

新シーズンが開幕してわずか２週間ですでに５アシストを記録したポグバは、現在プレミアリーグのアシストランキングの首位に立ち、後続（マイケル・アントニオ、サイード・ベンラーマ、ガブリエウ・ジェズス、パスカル・グロス、モハメド・サラー）に３アシスト差をつけている。

今週の初め、キャリントンでポグバに、この５本のアシストの中でお気に入りは？と尋ねてみた。

メイソン・グリーンウッドが走り込んだ軌道にピンポイントで合わせたリーズ戦でのロングクロス？

あるいはフレッジに送った左足からのパス？

しかしポグバはそれよりも、今シーズンのプレミアリーグのアシスト王になることへの意気込みを語った。そしてなにより、クラブの成功に寄与したいという強い思いだ。

「自分にとって一番意義があるアシストは、次の１本だ」と答えたポグバ。「これまでのアシストは決めることができて本当によかったと思っている。でも、自分はリーグのアシスト王になりたいんだ」

「最後に何かを勝ち取りたい。だから、すべてはトロフィーを勝ち取るためのもの。それが実現できなければ意味がない。いまはそのことに集中している。そしてそのためにピッチの上で全力を出し尽くす。これからももっともっとアシストを決めていきたい」

ポグバのプレミアリーグでのこれまでの１シーズンのアシスト数のベストは、2017-18シーズンの10本。つまり現時点で、すでにその半分に到達している。そのシーズン、ユナイテッドは、マンチェスター・シティーに19点差の2位でシーズンを終えた。

そして昨シーズンは、ブルーズとの差は12ポイントだった。

2020-21シーズンは、レッズは開幕後の3試合で3ポイントしか獲得できなかった。しかし今シーズンは、日曜のウルヴズ戦で勝ち点３を奪うことができれば、7ポイントになる。

「９点中７点、それが目標だ」と話したポグバ。そのためにも週末の試合には必ず勝ちたい。序盤戦で勝利を重ねることで、その後のシーズンを戦う勢いがつく。そのためにこの試合での3ポイントは重要なんだ」

「もちろんタフなチャレンジだが、どの試合もそれは変わらない。勝ち点３をとることに全力で集中するよ」。