サビツァー「チームスピリットを感じる」
マルセル・サビツァーは、マンチェスター・ユナイテッドに期限付き移籍してからの生活を、今のところ楽しんでいる。
12日前にバイエルン・ミュンヘンから来たばかりにもかかわらず、エリック・テン・ハフ監督のチームの中盤で、すでにプレミアリーグ3試合に出場している。
サビツァーは、オールド・トラッフォードで行われたクリスタル・パレス戦で交代出場した後、ホームとアウェイで行われたリーズ・ユナイテッドとの2連戦に先発出場した。
サビツァーは、チームが2勝をあげた間に、ホームで0-2から2-2の引き分けに持ち込んだリーズ戦で、チームスピリットに感銘を受けたという。
サビツァーは、チーム内のポジティブなスピリットについて聞かれると、「ここに来てすぐ、それを感じることができた」と答えた。
「リーズとのアウェイ戦は大きな試合だし、勝たなければならない。しっかり準備していて、試合に対するチームの姿勢も良かった」
「(ホームでのリーズ戦の前に)タフな2試合になることはわかっていたし、最後まで集中しなければならなかった」
カゼミーロが出場停止で不在の中、サビツァーはフレッジとペアを組み、エランド・ロードでマーカス・ラッシュフォードの先制ゴールに大きく貢献した。
サビツァーはリーズ陣内を前進し、左サイドのスペースにいたルーク・ショーを見つけると、サイドチェンジを実行に移し、ショーの足元へ完璧なボールを送った。そして、ショーからの絶妙なパスをラッシュフォードがヘディングでゴールに流し込み、敵の頑強な守備を打ち破った。
サビツァーは「彼(マーカス)は素晴らしい男で、素晴らしい選手だし、僕たちを大いに助けてくれている」と答えた。
またサビツァーは、エランド・ロードで記者団から、監督との関係について聞かれ、こう語った。
「彼は良い人だし、僕に何を期待しているのかをよく話してくれるから、期待に応えたい。今のところ、いい感じだし、ここが好きなんだ」
必然的に、今季以降もクラブでの滞在を延長する可能性があるかどうかという質問も出た。
「今は期限付き移籍だし、今のところそれしか言えないよ。ただ、チームもクラブも、オールド・トラッフォードの雰囲気も好き」
それまでの間、サビツァーは目の前のことだけに集中する。現在チームは、ヨーロッパリーグ、カラバオカップ、エミレーツFAカップと4つの大会で戦い続けている。
リーズ・ユナイテッドに勝利したことで、ユナイテッドは一時的にプレミアリーグの2位に浮上したが、その日のうちにマンチェスター・シティーがアストン・ヴィラを下し、再び3位に戻った。
サビツァーは「(タイトル獲得は)難しいし、彼らとは少し差があるけど、先ほども言ったように、僕らは進み���け、自分の仕事をするだけ」
「この先には大きな試合が待っている。これからも高いエネルギーを持続させてプレーしないといけない。その結果、シーズン終了時期にどうなっているかだからね」