エヴァートン 1-2 ユナイテッド

グディソン・パークで行われた熱戦の前半終了間際に、我らが7番が決勝点を決めた。

マージーサイドでは雨が降った中、アレックス・イウォビの得点でエヴァートンが先制するも、その後アントニー、そしてロナウドのゴールでユナイテッドが試合をひっくり返した。

この結果、エリック・テン・ハフ監督のチームは今季プレミアリーグ5勝目を挙げ、5位に浮上した。

イウォビは開始5分に遠目からの一撃で先制点を挙げた。ペナルティエリアの外から放たれたシュートは、右のトップコーナーに決まった。

しかし、その10分後、ユナイテッドはアントニーがアントニー・マルシャルからのパスを受け、ジョーダン・ピックフォードが守るゴールをこじ開け、同点に追いつく。

得点に絡んだマルシャルだったが、ウォームアップ中に痛めたと思われる臀部の問題により、30分に交代を余儀なくされた。

そのマルシャルに代わって出場したロナウドは、カゼミーロとのコンビネーションでトフィーズのディフェンスの裏をかき、記念すべきゴールを決めた。

同点に追いついた後は試合をコントロールし、ユナイテッドは2-1とリードしてインターバルを迎えることができた。後半にはエリクセンとカゼミーロがチャンスを作り、ブルーノ・フェルナンデスがシュートを決めたが、これはオフサイド。

後半に入ると、フランク・ランパード監督率いるチームは再び活気を取り戻し、試合を振り出しに戻そうとしたが、プレッシャーをかける一方で、チャンスを作ることはトフィーズにとって難題であった。

エリクセンにも追加点のチャンスがあったが、ロナウドからの折り返しに合わせたシュートはバーを越す。

残り10分、ロナウドのフリックからマーカス・ラッシュフォードが3点目を決めたかと思われた。しかし、VARによるチェックの結果、ビルドアップ時にボールがラッシュフォードの手に当たったとして得点とは認められなかった。

この判定にもかかわらず、ユナイテッドは2-1で勝利。終盤に交代出場したスコット・マクトミネイは今季5枚目のイエローカードをもらってしまい、次のニューカッスル・ユナイテッドとのリーグ戦は出場停止となる。

試合詳細

エヴァートン：ピックフォード；コールマン（C）（75分にガーナーと交代）、コーディ、ターコウスキー、ミコレンコ；ガナ（76分にカルヴァート・ルーインと交代）、オナナ、イウォビ；グレイ、ゴードン（67分にマクニールと交代）、モペイ（84分にロンドンと交代）

出場機会のなかったサブ：ベゴヴィッチ、キーン、デイヴィス、ヴィナグレ、ジョン

得点：イウォビ（5分）

イエローカード：オナナ、ゴードン

ユナイテッド：デ・へア；ダロト、リンデロフ、マルティネス、ショー；エリクセン（83分にマクトミネイと交代）、カゼミーロ；フェルナンデス（C）、アントニー（93分にヴァランヌと交代）、マルシャル（29分にロナウドと交代）；ラッシュフォード

出場機会のなかったサブ：ヒートン、マラシア、フレッジ、サンチョ、ペリストリ、エランガ

得点：アントニー（15分）、ロナウド（44分）

イエローカード：マクトミネイ