オーレが若手の起用を示唆
オーレ・グンナー・スールシャール監督は、水曜のクリスタル・パレス戦でマンチェスター・ユナイテッドのユースに出場機会を与える可能性を示唆した。
負傷者が続出している今、監督は今後のチームを背負って立つ若手にとってのチャンスになると考えている。
他の監督は、シーズンのこの時期に若手を起用することを不安視するかもしれないが、U-23の実力を知っているオーレなら、彼らをピッチに送り出すことが可能だ。
ジミー・ガーナー、アンヘル・ゴメス、タヒス・チョンは、水曜のクリスタル・パレス戦のメンバーに加えられると見られている。オーレは、彼らがより大きなステージで自己を表現する姿を楽しみにしている。
「若手は今日の練習に加わる。彼らはメンバーに加わる」と、オーレは火曜の会見で語った。
「彼らはずいぶん前から練習に参加している」
「アンヘルはイングランドのU-17代表でも結果を残している。(ジェイドン)サンチョ、(カラム)ハドソン・オドイ、それに(フィル)フォーデンらと共にね」
「チャンスを与えれば、彼なら上手くやれる」
ゴメスは、プレミアリーグでのパレス戦に出場した経験がある。彼は、2-0で勝利した2016-17シーズン最終節で起用された若手の一人だった。
ゴメスは、昨年のボクシングデイに行なわれたハダースフィールド・タウン戦でも交代出場。3-1での勝利に貢献した。
監督は、先月に行なわれたレディングとのエミレーツFAカップ戦でチョンにファーストチームデビューの機会を与えた。それだけに、2人の実力を把握できている。
「ジミー・ガーナーは、マイケル・キャリックのような選手。ただ、彼のほうが20歳も若い。良いプレーができるさ。チョンギーも間違いなく戦える。彼ら若手も準備を整えているよ」
「これが若いディフェンダー��ら話は変わってくる。16歳か17歳では難しいだろう。だがアタッカーなら、自分を表現すれば良い。それがチャンスになる。彼らなら勝利に貢献できる。敗因にはならない」
彼ら3選手には、ユースチームの選手がユナイテッドのシニアチームにとって重要という模範が必要だ。その模範なら、0-0のドローに終わったリヴァプール戦が最適だろう。
出場した14選手中、5選手はクラブのアンダーエイジ出身だった。その中のスコット・マクトミネイ、アンドレアス・ペレイラのプレーに関しては、オーレも高く評価している。
「スコッティとアンディはファンタスティックだった。つまり、そういうことなんだ。これがあるべき形。チャンスを得たら、準備を整えておかないといけない」
ここ6試合負け知らずのパレスは、前節レスター・シティーに4-1で快勝した。
オーレは「彼らは非常に優れたチームだ。そしてもちろん、レスター戦の勝利は印象に残った」
「ロイ(ホジソン)のチームの特徴は理解している。我々は、ボールに対して良いプレーが必要で、相手を崩さないといけない。(ウィルフレッド)ザハ、(アンドロス)タウンセンドのカウンターアタックの脅威はわかっている。それが(ミシー)バチュアイでも、(クリスティアン)ベンテケであっても、彼らにはスピードのある選手がいて、カウンターは危険だ。我々もベストを尽くさないといけない」