専属コーチ!?と宅トレに励むカバーニ
“リモートワーク”は、昨年から我々にとって馴染みになってきたコンセプトだ。そして、彼のインスタグラムを見る限り、マンチェスター・ユナイテッドのエディンソン・カバーニにとってもそれは例外ではなさそうだ。
今回のインターナショナルブレイクでは、ウルグアイ代表のスケジュールが変更になったため、カバーニはマンチェスターに残ってトレーニングに励んでいる。
Aonトレーニングコンプレックスでも自宅でも、34歳の彼にとっての最重要課題は、パワーをつけることと全身のコンディションを整えることだ。
自宅では、小さな子供がいる家庭ではありがちな光景が見られているようだ。彼が今週ソーシャルメディアに投稿したビデオには、カバーニの子供がパーソナルトレーナーとして活躍している様子が映っている。
はしゃぐ愛娘を背中に、体幹を鍛えるプランクのポーズをとったカバーニは、そこから腕立て伏せに移行。
その後もチビっこトレーナーは、トレッドミルで走り込むエディをしっかりと監視。その姿は、将来、優秀なフィットネスコーチになりそうな素質を早くも発揮している。
素朴だった子供時代
現在発売中の Inside United の表紙を飾るカバーニは、本誌内の独占インタビューでこれまでのキャリアや人生について語ってくれている。
多義の話題に及んだこのインタビューの中でエディは、クラブのリポーター、スティーブ・バートラムに、子供時代を振り返り、当時は自分がこれほどのキャリアを築けくことになるとは思っていなかったと語っている。
「子供のときは、そういったことをじっくり考えたりはしないものだ。その頃は、ただただ楽しいからやっているだけだった。その瞬間のことだけを考え、楽しんでいた」
「日々、その日を生きていて、キャリアとか将来について考えるようになったはもっと後、13歳とか、14、15歳くらいになってからだ。その頃になってようやくいろいろなことがわかり始めた。と同時に、夢や、達成したい目標を抱くようになった。そして高いレベルでプレーできるようになりたい、と願うようになった。具体的に、『彼のようになりたい』、といった選手はいなかったけれどね」
「よく見ていたのはガブリエル・バティストゥータといったストライカーたちだ。彼らから学びたかったからね。でも、自分にとってフットボールどれだけ大切で、心底情熱を注げるものかを自覚するようになった頃から僕が望んでいたのは、高いレベルでプレーする優秀なフットボーラーになりたい、ということだった」
「高いレベルというのは、欧州を代表するようなトップクラブでプレーすることだ。そうやってキャリアが始動して、徐々にプロフットボールの世界に自分の居場所を広げていった」
「その過程でいろいろなことを知り、発見しながら成長していく。そして、なぜ神は自分にこのような環境や機会を与えてくれたのだろう、というような瞬間を楽しむことができるようになるんだ」。
カバーニのインタビュー全編が発売中の Inside Unitedをチェック
ショーが2ヶ月連続受賞
記事先月に続いてルーク・ショーがマンチェスター・ユナイテッド月間最優秀選手賞に輝いた。
今日の出来事
国際マッチでは、ユナイテッドの選手関連では、アマドとエリック・バイリーのコートジボワールがエチオピアと対戦。
ポルトガル(ブルーノ・フェルナンデス)はルクセンブルクと、オランダ(ファン・デ・ベーク)はジブラルタルと、ウェールズ(レヴィット、ジェームズ)はチェコ共和国と対戦する。
昨日の出来事
3月のマンチェスター・ユナイテッドの月間MVPは、ディーン・ヘンダーソン、ビクトル・リンデロフを制して、ルーク・ショーが先月に続いて選出された。