マティッチ

マティッチの移籍をうっかりリークした人物は?

現代のデジタル社会では、ニュースは秒速で世界中を駆け巡る。選手の移籍についても、完全に契約を済ませてクラブが正式発表するまで、情報が漏れずにいることは難しい。それに、選手が無意識に情報伝播をアシストしてしまっているときもある!

ネマニャ・マティッチもその一人だ。2017年7月、彼はチェルシーからマンチェスター・ユナイテッドへの移籍を進めるにあたり、Aonトレーニング・コンプレックスにメディカルチェックと最終交渉に訪れていた。

7月最後の日曜で、開幕を間近に控えたその時期は、稼働しているスポーツ記者も少なかった。このセルビア人記者がユナイテッドのトレーニングウェアを着ている姿を誰かが撮った写真が、ラップトップ上に現れるまでは!

「誰か、じゃなくて、僕自身だよ、あの写真を撮ったのは!」UTDポッドキャストにゲスト出演したネマニャがそう白状した。

マティッチの移籍をバラしたのは誰だ?動画

「あれは僕が撮ったんだ。もちろんソーシャルメディアに載せる気なんてなかった。 WhatsAppで、地元の仲間たち50人くらいとグループを作っていて、彼らは幼馴染なんだけど。

あの頃、彼らは2分ごとに「どうなった?」「もうサインしたのか?」ってテキストで聞いてきて、2日間はまるっきりなにも答えなかったんだけど、あの日は朝起きたら70通もメッセージが入ってた。そこには、交渉成立を伝える新聞記事の写真も載せてあったから、それで僕もあのセルフィーを送ったんだ。

メディカルチェックをしているときに撮ったものだよ。だけど、その友人がまた友人に送って・・・ソーシャルメディアのパワーは恐るべしだ」。

マティッチがうっかり送ったそのセルフィーは、ツイッターなど、あらゆるプラットフォーム上で拡散され、ファンの間では、ニュースの信ぴょう性をめぐって議論が展開された。その頃マティッチは、トレーニンググラウンドで写真撮影に勤しんでいた。この時は、彼の写真を撮ったのはクラブ専属のカメラマン。そして翌日の午後4時に、マティッチの入団は正式に発表された。

実際に契約が締結されたため、情報が事前にリークしたことによる弊害はほとんどなく、マティッチ自身や写真を拡散したWhatsAppのグループのメンバーたちにも影響はなかったとのことだ。

「とくにトラブルになるようなことはなかった。もちろん、僕自身には新聞社に写真をばら撒く気なんてなかったし、写真を拡散した友人たちを責めることもしなかった。それだけユナイテッドとサインできたことがハッピーだったし、仲間のほとんどがユナイテッドをサポートしてくれていたからね」。


ユナイテッドでは、顔なじみの仲間にも再会することになった。古巣チェルシーでのチームメイトや、そこでマチィッチが“ボス”と呼んでいた人物だ。

「フアン・マタのことは前から知っていたよ。チェルシーで短い間だったけど一緒に過ごした。僕がサインしてから(2014年1月)、彼がユナイテッドと契約するまでの何週間か、一緒にトレーニングしていたんだ。

みんな僕が早く馴染めるよう助けてくれたし、ジョゼ(モウリーニョ)もそのときはユナイテッドの監督になっていたから、僕にとってはやりやすかった。ビクトル・リンデロフも同じ時期に入団した。ビクトルは僕がベンフィカでプレーしていたときはまだ少年で、アカデミー生だったんだ。

実際に試合に出るようになってからも、みんながピッチ上で僕をヘルプしてくれた。選手だけでなく、クラブの全員が、僕を温かく迎えてくれたよ」。

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