エヴァンスにとって最もタフだった対戦相手は?
ファンからの質問に答える Fans' Q&Aは、マンチェスター・ユナイテッドの選手たちにいつも興味深いトピックスを提供してくれる。
先日、キャリントンで行われたインタビューで、北アイルランド代表のジョニー・エヴァンスに世界中のファンから寄せられた質問を投げかけたときも、それは例外ではなかった。
たとえばモロッコのアマスから寄せられた質問は、ユナイテッドのユースチーム出身のジョニーが、これまでのキャリアで対戦した中で一番タフだった3人は誰か、というものだった。
「一番苦戦した3人?、アマス、それはなかなか難しい質問だ」と語り始めたジョニー。
「長年のキャリアの間で多くの優秀なストライカーと対戦してきたけれど、リヴァプールにいた頃のルイス・スアレスはその筆頭に挙げられるね。ブレンダン・ロジャースが率いていたときのチームだ。彼と(ダニエル・)スタリッジがいた前線はものすごく危険だったよ」。
「それから(ディディエ・)ドログバ。あとは、(セルヒオ)アグエロも加えないわけにはいかないだろう」。
ジョニーと彼らストライカーたちの攻防戦は記憶に残るところだ。
スアレスとの4度の対戦では、エヴァンスは無敗(3勝)を誇っている。しかし2012年にオールド・トラッフォードでレッズが2-1で勝利した試合では、このウルグアイ人FWに苦しめられ、彼に1点を決められた。
2009-10シーズン、チェルシーのスターストライカーだったドログバとのフィジカルバトルでは、コートジボワール代表FWがシミュレーションでイエローカードを提示されたが、リプレイを見ると、エヴァンスの足はドログバの胸元に当たっていた。この試合はチェルシーが1-0で勝利したが、ジョニーはこのパワフルなアフリカ人センターフォワード相手には好戦している。
ドログバと対戦した試合でのジョニーの戦績は、3勝1分2敗。そのうち敗れた1試合は、期限付きでサンダーランドでプレーしていたときのもので、このときがブルーズのレジェンドと対峙した初の試合だった。また、2009年のコミュニティ・シールドでは、PK戦の末にユナイテッドが敗れている。
アグエロとの対戦に関しては、相手側がほぼ優勢だ。もっとも2人の対戦の多くはエヴァンスが2015年にユナイテッドを去った後のものだ。
ユナイテッド時代の対戦では、オールド・トラッフォードではマンチェスター・シティーが、エティハド・スタジアムではレッズが勝利を収めているが、ジョニーは負傷のため後半早々にクリス・スモーリングと交代している。
この2試合でアグエロが得点したのは1度だけだが、ホームでの試合ではエヴァンスがレッドカードで退場処分となっている。
ジョニーがウェストブロムとレスター・シティーに在籍していた間の対戦では、対戦した7回すべてでアグエロが勝利を手にしている。