W杯行きをかけて6人のレッズが挑む
木曜日の夜、ワールドカップの欧州予選プレーオフが行われ、今年末にカタールで開催される本戦進出を目指して、レッズの6人が重要な試合に臨む。
スコットランドとウクライナの対戦は戦争のため延期となった。スコット・マクトミネイのチームは、代わりに木曜夜、ポーランドと親善試合を行う。
ロシアが大会から追放されたことで、ポーランドはプレーオフの決勝戦に進出できることになった。残るカードは木曜に行われ、いずれも日本時間25日の4時45分にキックオフだ。
ポルトガル vs トルコ
ポルトガルの本戦進出をかけて、クリスティアーノ・ロナウド、ブルーノ・フェルナンデス、ディオゴ・ダロトがリスボンでのトルコ戦に臨む。『Bola』紙は、レッズの3人全員の先発を予想。ジョアン・カンセロとペペの欠場を受けて、ダニーロがディフェンスでプレーする可能性を同紙は予測している。
キャプテンとして前線からチームを引っ張ることになるロナウドは、SNSにメッセージを投稿。『みんなわかっていると思うけれど、国を代表することは、僕にとっていつでも特別な瞬間だ。どうか僕らを、代表チームを信じてほしい。皆のサポートに応えられるよう、全力を尽くす』と綴った。
ポルトガルがエスタディオ・ド・ドラゴンでトルコを破れば、来週火曜日の夜、イタリア対北マケドニア戦の勝者との一発勝負に臨む。
スウェーデン vs チェコ共和国
スウェーデンはストックホルムでチェコと激突する。ビクトル・リンデロフがキャプテンを務め、シニア代表デビューを目指すアンソニー・エランガはベンチ入りする模様。
ルドビク・アウグスティンソンとダニエル・スンドグレンの出場が微妙で、エミル・クラフトは出場停止であることから、リンデロフがサイドバックで先発する可能性も噂されていた。「チームにとってベストなことをするよ。若い頃に右サイドバックをやったこともある。センターバックが本業だけれどね」と語ったビクトル。しかし、現在はヨアキム・ニルソンとセンターでコンビを組み、サイドバックはマーカス・ダニエルソンとマルティン・オルソンが務める可能性が有力視されている。ズラタン・イブラヒモヴィッチは出場停止により欠場。
フレンズアリーナでの勝者は、ポーランドと決勝で対戦する。
ウェールズ vs オーストリア
ダンディー・ユナイテッドに期限付きで移籍中のMFディラン・レヴィットが、ウェールズ代表の一員としてオーストリアとの大一番に臨む。
ドラゴンズは、1958年以来となるワールドカップ出場を目指す。ジョー・モレルは出場停止。レヴィットはベンチスタートの予想だ。ノッティンガム・フォレストの若手で、元ユナイテッドのユースチームのストライカー、デイヴィッドの息子、ブレナン・ジョンソンも出場の可能性がある。
この試合の勝者は、スコットランドかウクライナと、6月に行われる決勝戦で対戦する。
6人のレッズに幸運がありますように!