ルークとスコットは復帰の可能性

ノッティンガム・フォレストとのアウェイ戦（日本時間16日0:30 キックオフ）に向けて、キャリントンで行われた試合前の記者会見で、指揮官はこの2人に状況について質問を受けた。

セビージャと2-2で引き分けた木曜夜のヨーロッパリーグ準々決勝第1戦で、センターバックでコンビを組んだ2人はともに負傷退場。フォレスト戦への出場が危ぶまれている。

しかしテン・ハフは、セビージャ戦を欠場したスコット・マクトミネイとルーク・ショーについては、ノッティンガム戦に復帰できる可能性があることを示唆した。

マルティネスとヴァランヌについて、テン・ハフは記者団に次のように語った： 

 「申し訳ないが、（これ以上の情報は）わからない。（セビージャ戦から）まだ24時間も経っていないため、まだ完全な診断ができていないのだ。だから、今はまだ（ケガの程度を）お伝えすることができない」。

 「情報が入り次第、皆さんにお伝えする。しかし、まずはしっかりとメディカルチェックを行う。そして完全な診断を行った上で、皆さんにその結果をお伝えする。ただそれは、この瞬間に変わるようなことではないだろう」。

セビージャ戦では、ハーフタイムにヴァランヌに代わってハリー・マグワイアが登場。ビクトル・リンデロフは出場しなかった。しかし、マルティネスやヴァランヌに代わるもうひとつの選択肢はショーかもしれない。

「欠場していた中で日曜の試合に出場可能な選手はいるのか？そうだね。おそらくいるだろう。しかしまだ様子を見る必要がある」。

「まだトレーニングは2セッション残っているので、今はまだわからない。スコットとルークは復帰できる可能性があるが、確約はできない」。

怪我人が続出する中でもテン・ハフは前向きな姿勢を崩すことなく、セビージャ戦で活躍した何人かの選手たちの印象的なプレーを強調した。

 「我々の選手層は十分に厚い。昨日の試合でもそれが生かされた。一方で、試合に勝つには、そのための戦術的アプローチも必要だ。しかし、我々には優秀な選手たちがいるし、怪我や出場停止といった問題があったとしても、対応できるだけの層の厚みがある」。 

「（セビージャ戦では）アーロン・ワン・ビサカがとてもいいプレーをしたし、アントニーも非常によかった。マルセル・サビツァーもとてもいいプレーをしてくれた。ブルーノやアントニー・マルシャルもだ」。

フォレスト側のチーム情報

シェイク・クヤテとムサ・ニアカテは、先週末のアストン・ヴィラ戦（2-0）で、ハムストリングスの問題と思われる症状でフィールドを退いた。両者とも日曜日の出場は微妙なところだ。

レナン・ロディとグスタヴォ・スカルパは最近フォレストの負傷者リストに加わった2人で、4月4日火曜日のリーズ・ユナイテッド戦で負傷したエマヌエル・デニスは、ヴィラ戦ではベンチ入りしていた。

復帰したばかりのスコット・マッケンナと元ユナイテッドのジェシー・リンガードはヴィラ戦では起用されなかったが、2人とも今週末の試合には出場する可能性がある。

スティーブ・クーパー監督は次のようにコメントしている： 「リーズ戦以降は、スカルパとロディが怪我をした。レナン（ロディ）はトレーニング中に蹴りを受けて、少しの間、離脱することになる。（エマヌエル・）デニスはなんとかベンチ入りはしたが、まだリスクはある状態だ。そしてこの試合でも2人の負傷者を出してしまった。あまり理想的な状況とはいえない。怪我人の多発については我々の望むところではない。その原因を探るために、我々はあらゆる手を尽くしている」。