オナナ「僕は現代的なGK 」
アンドレ・オナナは自らを"モダンなGK "だと描写する。それが意味するのは、マンチェスター・ユナイテッドの現チームのニーズに適応するタイミングと方法を心得ている、ということだ 。
木曜にレッズに加入した27歳のオナナは、すでに世界最高のGKの一人という評価を確立している。
昨シーズンのチャンピオンズリーグでは、インテルナツィオナーレの決勝進出に貢献。同大会で最多のクリーンシートを記録したのに加え、彼は足元のテクニックでも高く評価されている。
ユナイテッドのクラブチャンネルとの初インタビューでは、そんなオナナに彼のGKスタイルをどう表現するか尋ねてみた。以下で、彼の興味深い回答をチェックしよう......。
ユナイテッドがオナナを獲得
記事セリエAの強豪インテルナツィオナーレからアンドレを獲得。
「後方からプレーするのは得意だけど、場合によるね」とアンドレは話し始めた。
「最も重要なのは、状況を把握することだと思う。僕自身が意識しているのもそのことだ。状況を読むこと。とくにチームにとって重要な局面にあるときはね」。
「僕らがプレーするとき、対戦相手によって、自分たちがポゼッションを支配することもあればそうでないこともある。だから頭を使って、いかにチームをサポートできるか、臨機応変に対応する必要がある」。
「ここでの初めてのトレーニングセッションは素晴らしかった。選手たちの素質に驚かされたよ」。
「僕たちが多くの時間でポゼッションできると思う。僕は、時には高い位置でプレーしなければならないし、下がってプレーしなければならないときもある」。
「その瞬間を見極めることが大事で、その瞬間を認識したら、そこからは前を向く。ただ、僕は自分自身を現代的なGKだととらえているから、どんな状況にも適応できるんだ」。
オナナは、アヤックス時代にヨーロッパリーグ決勝とチャンピオンズリーグ準決勝を経験し、インテルでは、大会最多のクリーンシート数で欧州最高峰の大会で決勝進出に貢献。その過程で世界最高のGKの一人へと成長した。
マンチェスターへ移籍した思いについて尋ねると、彼はこう答えた。
「ユナイテッドでプレーするチャンスは、誰にでもあるわけではない」。
「僕としては、ここのようなビッグクラブに所属するということは、世界最高の選手の一人であることを意味している。だから来月、シーズンが始まったら、それを証明しなければならない。僕自身がその称号にふさわしいかどうかをね」。
「クリーンシートは僕だけの力じゃない。チームメイトのディフェンダーやストライカーたちの尽力でもある。なぜなら、まず最初にディフェンスするのはストライカーだからね。それから僕のゴールキーパーコーチもだ」。
「僕たちは週末の試合でクリーンシートを達成するために、日々努力している。それは素晴らしいことだよ」。