アントニーがカゼミーロにつけたニックネームは？

チャンピオンズリーグをこれまで5回制覇しているカゼミーロは、レアル・マドリーからユナイテッドに加入。先日のチェルシー戦で、レッズでの初ゴールをマークした。これまでも何度か惜しいシュートチャンスを得ていたカゼミーロにとってこの試合終盤の同点ゴールはついに訪れた初得点となったが、本人は、ディフェンスを第一に考えてプレーしているという。

「ゴールは自然に生まれるものだと思う」とUnited Reviewに語ったカゼミーロ。「僕の役割はみんな知っている。守備的で、チームメイトを助け、クオリティーの高いボールを送り出すことだ」。

「まず第一に守備をする。そしてチームにバランスをもたらす。守備で仲間を助け、質の高いボールを引き出す、それがb僕の任務だ。もちろん、ゴールを決めることができれば最高だけれど、まずは自分の仕事をすること、そしてしっかりと守ることが第一なんだ」。

先日のエヴァートン戦でクリスティアーノ・ロナウドがクラブ通算700ゴール目を達成した際、アントニーは彼と一緒に“おやすみポーズ”のセレブレーションを披露した。しかしチェルシー戦の前に行われたこの対談の中で彼は、カゼミーロは特別なセレブレーションは用意していないだろうと話していた。

だからこそ、ルーク・ショーのクロスをカゼミーロがヘッドで叩き込んだ後に訪れたあの熱狂的なシーンは、驚きの瞬間でもあった。

カゼミーロは、セレブレーションにつ��て考えていたのかと尋ねられると、こう答えた。「みんなも知っての通り、僕はちょっと真面目なんだ」するとアントニーが口を挟む。「カゼミーロはなかなかシリアスなタイプなんだよ」。カゼミーロも繰り返した。「そう、僕は真面目なんだ」。

しかしその真面目な彼が、ウェストロンドンでのあの熱狂的な場面で一瞬我を失った。そんなカゼミーロのリアクションシーンは、ソーシャルメディアでもバズったのだった。

アントニーは、このクラブや、代表でのチームメイトであるカゼミーロのピッチ上での役割をどう見ているかについても語った。

「僕はいつも、彼は僕らにとっての中盤の番犬だと言っているんだ」とジョーク混じりに語ったアントニー。「彼は真面目なタイプだから、ゴールのセレブレーションは、僕ら攻撃手たちに任せようとしているんだと思う」。

我々としてはもちろん、カゼミーロの情熱と献身的なプレーさえ見られれば、なんの不服もない！