ブルーノの怪我の状況についてテン・ハフが言及
マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督は、木曜日に行われるプレミアリーグのトッテナム・ホットスパー戦にブルーノ・フェルナンデスが出場できるかは微妙だと話した。
我らがNO.8は、ブライトン&ホーヴ・アルビオンに勝利をおさめた日曜日のエミレーツFAカップ準決勝で101分間プレーしたが、試合の前半戦に不自然な形で足首をひねってから、時折不快な表情を見せていた。
それでもフェルナンデスはプレーを続行し、ユナイテッドの中盤にとって重要な歯車となったが、延長戦でヴァウト・ヴェフホルストと交代。PK戦には参加しなかった。レッズはこのPK戦を7-6で制している。
テン・ハフは、トップ4争いにおいて重要な一戦となるスパーズとの対戦にブルーノが出場できるかどうかは、まだ確信をもてていない模様だ。
ユナイテッドは、スパーズよりも2試合多く残している状態で6ポイント差の4位につけている。この対戦に勝利すれば、彼らは事実上、優勝争いから脱落することになるだろう。
「何人か起用できない選手がいる。(リサンドロ)マルティネス、(ラファエル)ヴァランヌ、そしてブルーノ・フェルナンデスについても状態を見なければならない」と、テン・ハフは記者団にチームの最新情報を明かした。
「彼には今のところクエスチョンマークがついている。残りの選手は、おおむね大丈夫だ」。
自宅で療養中のブルーノの写真が、保護ブーツと松葉杖を必要としていたことで、サポーターたちの間には不安感が広がっている。
しかしテン・ハフは、腫れがひくまで時間がかかるとはいえ、フェルナンデスがロンドン遠征に加われないと決まったわけではないと釘を刺した。
「選手が(そうしたブーツを)履くことは珍しくない。その方が保護できるからね。予防にもなる」。
「しかし、足首の状態は落ち着く必要がある。前半戦に痛めたのに、彼は(90分)フルでプレーしていたわけだからね」。
「しかし(試合は)木曜日だ。何が可能かを見きわめなければならない」。
ブルーノはヨーロッパリーグのセビージャ戦を出場停止処分により欠場。他にも出場停止や休養のため欠場したことはあったが、2020年初頭にユナイテッドに加入して以来、それ以外で出場できなかった試合は、皮肉にも2022年3月のトッテナム戦(3-2でユナイテッドが勝利)だけだ。
その日、フェルナンデスは体調不良で欠場し、同胞のクリスティアーノ・ロナウドがハットトリックを達成した。