フェルナンデス「ファンこそが、このトロフィーにふさわしい」

「レッドであることはいつだって最高だ。勝っても、そうでなくてもね。いつでも素晴らしい」試合後、MUTVのマイクにそう話したブルーノ。

「彼らは僕たちが厳しい状況にあるときでも、いつもサポートしてくれる。その彼らにようやく喜びを感じてもらえる時が来た。最悪のときでも支えてくれた彼らにこそ、このトロフィーはふさわしい」。

「彼らは僕らと一緒に、このポジションにいるんだ」。

この夏にクラブに加わったオランダ人監督、エリック・テン・ハフにとって、これが最初のトロフィー獲得となった。

我らがポルトガルのマグニフィコは、指揮官がユナイテッドのチームに特別な何かを呼び起こしたと感じている。「エリックは自分の要求と情熱、そしてどのようにプレーしたいか、という確固たる信念とともにやってきて、このチームに特別な何かをもたらしてくれた」。

「僕らはこれからもひたすら続けて、ベストを尽くすのみだ。このクラブの要求は高い。でも僕たち自身も、自分たちに多くのものを要求しているからね」。

レッズはこの瞬間は喜びにひたっているが、スタッフも選手たちも、水曜日に控えるウェストハム・ユナイテッドとのエミレーツFAカップの重要な一戦をしっかり意識している。

コンペティションを1つ終えたいま、フェルナンデスは残る3つでもトロフィーを手にすることに意欲を燃やしている。

「（カラバオカップで優勝できたことは）本当に素晴らしいことだ」とSky Sportsに語ったブルーノ。

「今シーズン最初のトロフィーだ。でも僕たちはこれだけで満足しているわけじゃない。もっと手に入れたいんだ」。

「このクラブには、これだけでは足りない。もっと欲しいし、もっと必要だ」。

「僕にとって、トロフィーを獲得することは目的だった。でもまだまだ勝ち取りたい。もっともっと手に入れたい」。